ココおかしいと思いませんか?No.20
協会が最大の癌
バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンの活躍や漫画「スラムダンク」の大ヒットによってバスケットボール人口はかなり多い。 しかし、日本代表の成績はアジアでも芳しくなく、アジアトップの中国はおろか中東やイランなどにも後塵を拝している状態だ。 バスケットボールの盛り上がりを競技力の向上に結び付けられなかったのが最大の癌がバスケットボール協会であることは間違いない。 現在日本のバスケリーグは協会傘下のJBL(日本バスケットボールリーグ)と地域密着型プロリーグのBJリーグの2団体が存在している。 JBLが典型的な企業スポーツであるのに対して、協会がプロ化をやるやると言うものの一向にプロ化がなされなかったことで業を煮やしてバスケ協会を抜けてを立ち上げられたのがBJリーグだ。サッカーで有名なアルビレックス新潟などが参加し、地域密着を基本とし、外国人枠のないプロリーグとなっている。 サッカーの例をみても分かるように競技力向上にプロ化は必須となっている。最近ではラグビーもプロ化をしないと世界では戦えないという雰囲気となっているが、バスケ協会はプロ化を放棄して自分たちの権力維持だけを目的としているように見える。世界選手権が日本で行われたが、全く反省の色がなく、日本が強くなる兆しさえないのが現状だ。バスケはアジアでもサッカーに次ぐメジャースポーツでアジアでさえ勝ち抜くのは難しい競技だ。身長と体格も非常に重要で、日本人は背が高くなると極端に運動能力が落ちる傾向があるだけに中途半端な強化ではアジアで負けても当然とも言える。 協会の体質が変わらない限り日本バスケの未来が暗いことだけは確かだろう。 |
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