ココおかしいと思いませんか?No.18
DJがマイクで先導する応援
バレーボールの日本戦の応援は他のスポーツや他国の応援とは一戦を画す。 欧州のバレーボールの試合はサッカーの応援に近く、主に野太い男の声でホームチームを応援し、アウェーチームには容赦なくブーイングが飛ぶ。 日本での応援は女性の声が中心で、大多数の観戦者がスティックバルーンをたたく応援スタイルでブーイングなどありえず、応援に迫力はない。 ただ他国とはあまりにも応援スタイルが違いすぎるため、日本の応援スタイルに慣れていない国は戸惑って調子を崩すことも十分ありえるので、個人的にはもっと緊張感を与える応援方法にした方がいいと思うが(自国選手に甘すぎるため選手の成長を促せないため)、この応援スタイルで調子を崩してくれるのならば絶対に変えなければいけないということはないだろう。 しかし、最近目に余るのがDJがマイクを使って先導して応援していることだ。DJが「ゴー、ゴー、ニッポン」と掛け声を掛けてスティックバルーンで「チャン、チャン、チャチャチャ」とやったりしている。 マイクを使えば当然観戦者の歓声はかき消される。主催者がマイクを使って片方のチームを肩入れして応援するというのはホスト国のマナーとしていかがなものか。マイクを使った時点でアウェイ側の声援はかき消されて0になる。ホームの観戦者の人数が多いことはホームとして当然のことだと思うが、応援は肉声と肉声でするものでホームだけマイクを使っていいとはとても思えない。 |
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