ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2016年J2第33節vsVファーレン長崎(13位) |
試合結果スタッツなど |
長崎戦前の段階で2位松本との差は勝ち点4。 十分に自動昇格2位が狙える位置で、プレーオフ圏外の7位とは大きく離れており、プレーオフ以上はほぼ手中にしている。 ここで欲しいのは当然勝ち点3であり、勝ち点3のためには点数を取らなければ可能性は0だ。 リスクを負って攻めに出れば、失点の可能性も大きくなり、勝ち点0に終わる事も考えられる。 しかし、自動昇格2位が現実的に狙える位置にいるのであれば、多少のリスクを覚悟してでも勝ち点3にこだわるべきだ。 しかし、監督の考えは違ったようだ。 両サイドは推進力に乏しく、攻撃に迫力が出ない。守備はある程度計算できるので失点のリスクは小さくなるものの得点の可能性もまた小さくなっていった。 澤口OUT片山INの判断は後半34分。11分+アディショナルタイムだけでは、点を取るには不十分だった。 相手の長崎はエンドを変える事によってファジアーノの後半の勢いを封じようとしてきた。 スタメンを見る限り後半勝負は目に見えていたので、後半にホーム側に攻められるのは余計な勢いを生みかねないと判断した。 敵チームはCスタの後半のスタジアムの盛り上がりを指摘する事がよくある。長崎もその事を念頭に入れていたのは想像に難くない。 勝ち点3を取りに行く意識。選手・監督の意思統一を図ってアウェイ2連戦を2連勝でセレッソ大阪戦に臨みたい。 |
筆者の試合満足度(10段階) 4 |
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