ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2016年J2第24節vs横浜FC(16位)
試合結果スタッツなど
後半戦1分け1敗と2巡目に入って自分たちのペースに持ち込めない感のあるファジアーノ岡山。

下位横浜FCにホームできっちり勝って自動昇格争いに踏み止まりたい試合だったが、自分たちのミスで失点して手痛い敗戦となった。

ミッドウィークの試合と言う事で疲労を考慮してか竹田、澤口、加地、関戸、豊川が外れ、途中加入の金が3バックの右側で初先発した。
この金が足を取られたことによって横浜FCに点数を与えた事で試合に負けた最大の原因となってしまった。
失点場面以外ではふんわりフィードを上げる場面が多く、チームの方針でそうしているのか定かではないが、フィードには自信を持っているようだった。
横浜FCが全く金のサイドから仕掛けて来なかったので守備力がどうなのかはよく分からなかったが、走り方など体の動かし方を見るとスピードに難がありそうで、ドリブラーをぶつけられるとかなり厳しいのではないかという印象を持った。

横浜FC戦の前日に酒井宣福が期限付き移籍での加入が発表されたが、これは朗報だろう。
基本的にフィジカルの強いアタッカーで、酒井の加入により矢島不在時に伊藤をボランチに入れる事が出来、矢島が帰ってきた後もアタッカーの層が薄いので引き続き戦力としてかなり期待できる。

横浜FC戦の前に山陽新聞紙上でキャプテン岩政が、今シーズンJ1に上がれなければチームを去る者も多く出るであろうとの発言を行っている。
それだけ今年は勝負の年であり、J1に上がれなければ岩政も去る可能性が高いという事だろう。
プレーオフに進むだけでは駄目、J1昇格が至上命題。選手・監督・フロント・サポーターがどこまで意識を高く持って立ち向かっているのかが問われる残り18戦だ。
筆者の試合満足度(10段階)
1
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