ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2016年J2第10節vs町田ゼルビア(1位) |
試合結果スタッツなど |
首位町田ゼルビアをホームに迎えての一戦。 この試合の結果が今後のファジアーノ岡山を占うと言っても過言ではないほど、重要なGWで唯一のホームゲームとなった。 チームの完成度では明らかに町田が上で、個人の技術不足をチームの連動性と運動量で補っていた。 町田は終盤になっても非常に足が動いており、ファジアーノは足が止まっていた。3年くらい前までは終盤のファジアーノというイメージだったが、影山体制最終年からは明らかに運動量が落ちていて終盤にやられる試合が増えている。 今回の攻撃面は片山-岩政のロングスロー一本しか有効な攻撃手段がなく、流れの中で上手く攻められていない。 守備面では、島田の軽率なプレーは誰もが激怒したと思われるが、2失点目の島田のポジショニングも悪く、前にプレッシャーを掛けないといけないところでフリーでスルーパスを出されていた。山陽新聞では守備でボール奪取が持ち味のように持ち上げられていたが、明らかに島田はボールを狩り取る事が苦手でまるで世論操作を行っているかの印象だった(マッチデープログラムも島田特集)。 しかし、今回のTV放送を含めてこの選手は使えないというのは知れ渡る結果になったと思う。前半で交代させられてもおかしくない出来でフル出場したのが不思議だった。 2失点目はCBの諦めの早さが非常に気になった。特に竹田。岩政だけが最後まで必死にプレーしているのに途中で走るスピードを緩めて諦めた。もしも最後まで全速力でダッシュしていれば横パスに間に合ったかもしれないタイミングだっただけに正直ボールに執着心がないDFは必要ない。 今年失点が増えているのは田所から片山に代わっただけでなくて、DF陣のボールへの執着心が欠けているからのような気もする。岩政だけ必死に食らいつこうとするシーンが何度あったか。 今の状態で上位進出は厳しいというのが率直な感想で、テコ入れが必要なのは誰の目にも明らかだ。 勝負の年と位置付けられたシーズンで観客動員は大失敗(平均1万どころか1万人入る試合は7月の清水戦まで見込まれず)、成績も伸び悩みなら監督だけにとどまらない責任問題が発生しても仕方ない。 |
筆者の試合満足度(10段階) 3 |
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