ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2016年J2第5節vsギラバンツ北九州(15位)
試合結果スタッツなど
豊川がU-23のポルトガル遠征選出につき、豊川抜きで迎えたギラバンツ北九州戦。
片山もベンチ外で移籍組の秋吉が先発となった。

過去4戦6失点の守備陣は安定し、危ないシーンはほんの少ししかなかった。毎試合ズタズタにされていた左サイドは秋吉が守備の意識を高く持っていたおかげか破綻は見られず、危なげのない試合運びだった。
もちろん北九州の攻撃が迫力に欠けていたのは否めないので、片山から秋吉に代わったから劇的に良くなったと結論付けるのは早計なものの、守備の安定感があったのも確かだ。

攻撃面での秋吉は未知数といったのが正直なところ。まずは守備で致命的なミスを犯さない事を意識していたのか、ドリブル突破などは見られず、クロスはストレート系のややふんわりクロスで直接得点へ繋がるクロスの球質ではないかなという印象だった。

この試合で一番心配されたのは渡邊の怪我だろう。膝を怪我したのは明らかで最悪今シーズン絶望も覚悟したが、1ヵ月半もあれば戦列復帰できそうなのでまずは一安心だ。
ボランチの矢島と渡邊の替えは存在せず、非常に層の薄いポジションで、渡邊の猟犬的なボール奪取と運動量と矢島の攻撃センスの相性が非常に良いので、渡邊離脱中に誰がどれだけ穴を埋められるかも注目となる(第一候補は島田になるだろうが渡邊と比べると力がかなり落ちるのは否めない)。

観客動員が7050人と非常に少なかった事が話題になっていて、チャレンジ1の平均1万人からすると遠く及ばない寂しい数字というのは間違いないが、過去の同じ時期の動員数を見れば分かるようにホーム開幕戦以降からGW前までは観客動員がかなり落ちる時期なので致し方ない面もある。
勝てば観客が増えるといったわけではないと山陽新聞では記事になっていたが、それも違うだろう。
勝たないと観客は増えないが、多少勝ったくらいではすぐには増えない。今までそれほど興味を持ってない層が興味を持つにはタイムラグがあり、勝ち続けて自動昇格を狙える位置で終盤戦にでもならないと劇的に増える事はないだろう。
とにかく、勝ち続ける事が大事なのは確かだ。
筆者の試合満足度(10段階)
8
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