ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2015年J2第34節vs大分トリニータ(21位)
試合結果スタッツなど
勝ち点差8で21位に沈む大分トリニータとの一戦に求められるのは勝利のみ。
勝ち点差11にすればほぼ降格POから逃れる事が出来、負ければ自動降格圏さえ意識せざるを得なくなる一戦となった。

結果はアディショナルタイムに久保が決勝ゴールを決めて1-0で勝利する事が出来、ほぼJ2残留を決定づける事が出来た。

内容的には大分の方がチームとして連携が取れていて、チームとしての実力は上だというのが率直な印象で、ファジアーノは複数点取れそうな匂いはなく、事故的でも何でもいいから1点取って何とか無失点に抑えて逃げ切るという事しか勝利のイメージは浮かばなかった。

来季もJ2で戦うことがほぼ決まったので、これからは来季へ向けての準備を本格化して本気でJ1を目指す体制を構築してもらいたい。
まず避けなければいけないのは長澤体制を継続して年単位で時間を無駄にすること。長澤体制で最低でもプレーオフ、J1昇格を目指せるかと言うと極めて難しい。

既に長澤体制に対してはっきりとNoを突き付けてスタジアムに足を運ばないという層がかなりいるというのも観客動員の数から伺える。
昨年の同時期の水戸戦は7980人で今回の大分戦は7055人。アウェイサポの数を引くとファジサポは1200人ほど昨年よりも減っているということになる。
このままでは津山開催も相まってチャレンジ1どころか前年割れして責任問題すら発生しそうだ(前年割れになるかは瀬戸大橋ダービーの観客次第)。

足を運ばなくなった原因全てが監督になるとは言わないが、最大の原因であることに間違いはない。

フロントはしっかりとこの人ならJ1昇格に向けて任せられる人を外部から招聘できるように全力を尽くさなければいけない。ファジアーノはこれまで予算以上の成績を残した事がない(良くても予算なりで通常は予算以下の成績)。昇格するには予算以上の成績が必要となるので監督選びは非常に重要となる。
筆者の試合満足度(10段階)
7
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