ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2015年J2第30節vsアビスパ福岡(5位)
試合結果スタッツなど
福岡戦に勝った事で今シーズンは長澤監督と心中することがほぼ決まった。
この試合はウェリントンVS岩政の結果が試合を大きく左右したと良く、ウェリントンを上手く抑え込んだ岩政が勝利を呼び込んだ。

翌週行われた天皇杯ではJ3中位の鳥取相手にGK以外ほぼベストメンバーで臨んで延長1-2で敗れ、早々と天皇杯から姿を消した。
残留争いに集中するという意味では良い結果かもしれないが、ほぼベストメンバーで戦って鳥取と互角の勝負しか出来ないということはチーム力としては現状J2最底辺にあると認識しなければいけない。
岐阜が調子を上げてきているので自動降格圏も上がってくる可能性が出てきた。
残留は運に頼るしかないのが現状だ。まだ大分や岐阜、水戸との直接対決を残しているだけに全く油断出来ない位置にある。
残留をきっちり決めることだけが残りのノルマになる。

ここまで動かない、いや動けないフロントを見ると、昨年の序盤に低迷した時に動かなかったのは、浮上する確信があって動かなかったのではなく、動けなかったのではいないかと勘繰りたくなる。
昨年は上田康太のおかげで復調したが、終盤戦は今と同じような閉塞感が漂ってシーズンを終えている。よって影山監督との契約を更新しなかったのは正しい判断だったが、安易な内部昇格の選択は完全に失敗だった。

今回のつまづきに関して監督の責任はもちろんあるが、フロントのチーム運営の仕方や考え方にも問題があるような気がしてならない。
運に頼るような状況を何度も作っていては必ず大きなしっぺ返しが来る。
今年の残留は運に頼る他ない。しかし、来シーズンへ向けては何かしらのチーム改革を行わなくては予算以下の成績しか望めそうもない。
筆者の試合満足度(10段階)
4
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