ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2015年J2第24節vs徳島ヴォルティス(19位)
試合結果スタッツなど
前節はアウェイで首位大宮に0-3の完敗を喫してホームに戻って来たファジアーノ岡山。
19位徳島ヴォルティスを迎えてシーズン残りの方向性、順位表の上を見て戦うのか、下を見て戦うのかが決まる一戦に臨んだ。

0-3の点数差通りの完敗で、ポジティブな要素は後半途中からボランチに入った矢島くらいしかなかったほど現状のチーム力が残留争いレベルであるという事がはっきりした。
山陽新聞にもボランチ矢島で攻撃が活性化されたと書かれていたが、今後もボランチ矢島でチームが機能するかといえば不透明だ。
矢島の攻撃能力は昨年在籍した上田を彷彿させるものがあり、他のボランチにはない光るものを持っているのは明らかだ。
ただ、一番の問題は矢島には90分持つスタミナがないこと。1試合を通してのパフォーマンスが計算できないところは非常に痛い。
そして、守備力が低いという事。シャドーから1列下がると言う事は、ボランチを楽に突破されれば最終ラインに負担が掛かり、ラインがズルズル下がってしまうだろう。負けている展開で攻撃重視の時間帯ならボランチ矢島は他を考えるまでもなく最高の選択だ。試合開始から試合終了までボランチ矢島が機能するかは未知数であり、矢島の成長にも掛かっているとも言える。

この負けで入れ替え戦に進む21位とは勝ち点8となった。今後の日程を見ると相性が良いのがアウェイ愛媛とアウェイ横浜FCのみで残りは厳しい戦いが簡単に予想される。
安全圏まで逃げるには勝ち点47〜48程度が必要だと思われる。残り5勝3分け10敗で勝ち点48に到達するが、今のチーム状態では楽観は出来ない。
筆者の試合満足度(10段階)
1
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