ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2015年J2第8節vsロアッソ熊本(17位) |
試合結果スタッツなど |
元J1との強豪6連戦を2勝3分け1敗とまずまずの成績で終えたファジアーノ岡山。 ここからは資金力的に同格以下のクラブとの試合が続くだけに、昨年までの中下位に弱いチームカラーから脱却なるかが最大の焦点となった。 結果からすれば3-0の完勝と影山時代とは一味も二味も違うところを見せた。もちろん監督が代わっただけでなく、元日本代表の岩政と加地が加入して実質外国人が2人加入したも同然で戦力もアップしている事も下位からしっかりと勝ち点を奪う事に繋がった。 さらに岩政・加地の元代表コンビに隠れているかもしれないが、中盤でボールを奪取するボランチ渡邊の効きも非常に大きい。開幕2戦でイエローカードを貰って出場停止が多くなる予感がしたが、それ以来は一枚もイエローカードを貰っておらず、激しくプレスを掛けながらも体を上手く使ってクリーンにボールを奪取する姿はファジの中盤を大きく支えている。 この試合得点こそなかったものの、目に付いたのが染矢の運動量。試合開始から終了まで運動量が落ちず、トラッキングデータがあればどれくらい走ったのか想像つかない程の運動量とスプリントの回数を見せた。昨年は目立った活躍が出来なかったものの、今年は押谷と共に前からの激しいプレッシャーに大きく貢献出来そうで、さらにシュート力もあるので喜山以降長らく不振が続いた11番の呪いが解けそうだ。 次の札幌戦から中2日や中3日の試合が続く過密日程となる。昨年はターンオーバーで結果を残したが今年はどうするのか。 今のチームの中でいじるとすれば左ウィングバックに三村を入れかどうかというところか(三村を入れた場合は田所を下げる選択肢も)。 攻守のバランスを見極めてどこで監督が三村を使ってくるのか。昨日も短時間ながら単独突破出来るところを見せており、組織を崩せる貴重な個の存在の出番がどこになるのか楽しみだ。 |
筆者の試合満足度(10段階) 10 |
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