ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2014年J2第37節vsモンテディオ山形(8位)
試合結果スタッツなど
前回の感想でアウェイ群馬戦が今シーズンの浮沈を決定付けるのではないかと書いたが、その群馬戦で敗れなんとかプレーオフ圏内に留まったもののチーム状態は最悪で迎えた崖っぷちでの山形戦。

この試合に敗れればプレーオフ圏から脱落し、今の状態だと一度落ちてしまえば戻って来れられるのは不可能に近く、プレーオフに進出できれば奇跡と言えるだろう。
山形相手には過去5戦全勝、山形は今シーズン一度も連勝がなく、水曜には天皇杯をベストメンバーで戦っており、疲労も考えられ、ファジアーノにとってはこれ以上のない好条件での一戦でここで負ければ終戦というのがチーム・サポーターの共通認識だっただろう。

しかし、開始8分で2点を奪われ、1-4の衝撃的完敗で為す術なく破れた。左ウィングバックで戦い始めた久木田が、右センターバック、フォワードとポジションを転々とする様子からもチームとして全く機能していなかったのがよく分かる。
石原、三村、片山、妹尾と主力が怪我でベンチ外とは言え、あまりにも力の差を感じさせられた。前回対戦時には全く走るイメージのなかった山形のディエゴが前線からあれほどプレスを掛け、チーム全体としても水曜の試合の疲れを全く感じさせない出足の鋭さは上げ潮のチームとそうでないチームの勢いの差をまざまざと感じさせた。

順位表ではプレーオフ圏内まで勝ち点1差で諦める数字では決してないが、チーム状況と今回の負け方を考えると完全に心を折られたのではないか。
試合後のコメントでも田所の何故失点したのか分からないとショックは大きいようでチームとしての方向性が全く定まっていない。
次戦はアウェイ大分。大分はホームで絶対的強さを誇り(ホーム18戦12勝)、今のファジアーノが勝つ確率は非常に低いと言わざるを得ない。故にこの山形戦が絶対勝たなければいけない大一番だっただけにこの負けはシーズンを決定付ける試合になった可能性が高い。

試合外で気になった事は、このプレーオフ進出を左右する上位対決に駆け付けた観客がシーズン平均を600人以上下回る7826人しかいなかったのは、まだまだ岡山にはサッカーを見る目が育っていない、勝負所が分かっていないファン・サポーターが多いことを実感させられた。

同じく、重要な一戦を迎えた千葉は平均を大きく上回る10326人、京都も9804人と選手を後押しした。ファジアーノよりも少ない予算で自動昇格をほぼ決定付けている松本は平均12000人を超えている。松本との大きな差は選手の質ではなく、監督の力量とサポーターの熱意の差にあるように思える。
筆者の試合満足度(10段階)
1
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