ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2014年J2第25節vs東京V(20位)
試合結果スタッツなど
次戦湘南戦以降、上位との試合が多くなるだけにお得意様ヴェルディ相手にきっちり勝利を掴む事が最大のミッションとなった過密日程最終戦。

オフサイドを示すフラッグに一瞬気を取られ、先制点を許したものの後半石原と田中が決め、最後の大ピンチも神林こと中林のビッグセーブで逃げ切り、勝ち点3を手にして2位松本まで勝ち点8、3位磐田まで勝ち点4とした。

後半戦に入り、4試合10得点とファジアーノ史上最も得点力を発揮しているが、内訳はセンバーバック4点、ウィングバック2点、シャドー4点、トップ0点と守備寄りの選手の得点が目立っている(セットプレーで効率的に得点を取っているともいえる)。

この4試合に限らず、課題はトップで得点力だけでなく、久保はボールロストや競り負ける場面が目立ち、他の選手の好調さが目立つだけに出来の悪さが強調されてしまう。
東京ヴェルディ戦では前の席に座っていた小学校低学年の子が「久保は動きがノロい」と嘆いていたが、正にその通りで身長の高さを割り引いても非常に動きが鈍く、監督としても選択肢がないので仕方なく使っているのだろう。
怪我から復帰してきた清水は相変わらずのヘディングの跳躍力を見せており、湘南戦では先発から見たい。
ただ清水は怪我が多いので、リスク管理の意味からもトップの補強は必須で監督も強化部も考えているだろう。ウィンドーが閉まるまでに何らかの補強を期待したい。

次の湘南戦は今シーズン最大のビッグマッチになる。調子が落ち気味とはいえ、前半戦は手も足も出ず、2失点で済んで良かったと思える完敗だった。
石原がヒーローインタビューで公言したようにJ1に行くのならJ2過去最強クラスの湘南相手でもやれることを示したい。湘南戦を勝つことが出来たなら自動昇格2位もより一層現実味を帯びてくる。
筆者の試合満足度(10段階)
9
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