ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2014年J2第15節vsVファーレン長崎(9位) |
試合結果スタッツなど |
力試し3番勝負の初戦はハードワークが売りの長崎が相手で、長崎も3バックなのでミラーゲームとなった。 長崎はスタメンに180cm台が6人とファジアーノDF陣の身長の低さを突くギャップを狙って来たが、DF陣の最長身後藤がうまく対応する場面が多く、それほど高さで負け続けたという印象はなかった。 攻めではやはりウィングバックが攻撃的であることによって1試合に1点は取れるという雰囲気が感じられる。もちろんボランチ上田の存在感は圧倒的で、ファジアーノの得点のほとんどは上田が絡む形となっている。1トップ2シャドーが孤立することなく攻撃出来ていることでチームのバランスが3月のチームとは丸っきり違う。 他のJ2の試合を見ていると今年のJ2は湘南が圧倒的力で抜けているのは誰もが認めるところだが、2位以下はどこが自動昇格し、どこがプレーオフに進出しても不思議ではないほど、チーム力として抜けているチームはない。 湘南以外は補強がなければどこが上がっても1年でJ2に逆戻りすると感じてしまうほどレベルが低いというのが正直なところだが、J1に上がるチャンスは例年になく高いので、このチャンスを生かさない手はない。 幸いにも怪我人続出と過密日程によってチーム力が上がったので、昇格を狙えるポジションにはある。欲を言えばコンスタントに1試合2点取れる攻撃力が備われば自動昇格さえも夢でないと思うが、現状でもそれなりに戦えるだろう。 ただ、上田康太が離脱すれば一気に終戦になってしまうので、上田のコンディションには細心の注意を払ってもらいたい(影山監督は選手に無理を強いる監督なのでなおさら心配)。 |
筆者の試合満足度(10段階) 8 |
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