ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2014年J2第8節vsギラヴァンツ北九州(13位) |
試合結果スタッツなど |
アウェイ2戦を湘南に完敗し、低迷するヴェルディをシュート数で圧倒されながら上田の必殺スルーパスを受けた荒田のゴールを守り切って1勝1敗でホームに戻ってきたファジアーノ岡山。 上田の精度の良いパス以外改善の跡が見られないだけに、上田をマークされた時にどのような攻撃で相手を崩せるのか、崩せないのかを個人的に注目して試合を見た。 結局、相変わらず攻撃の質は低いままで決定機はほとんどなかった。監督は0-3ほどの差はないと試合後コメントしているが、北九州は得点以外も決定機が何度もあり、0-4,0-5になっていたとしても不思議ではないほど、決定的チャンスの数が違った。 毎回監督を批判するのは気が引ける思いもするが、この監督ではどうしようもない。こう感じているサポも過半数以上いるだろう。 試合後のコメントでクロスの質に拘っていて、クロスで得点することしか頭がないのはマンチェスターユナイテッドのデイビッド・モイーズを彷彿してしまう。 アウェイで弱かった北九州に完敗し、次節からは実力クラブとの連戦となる過密日程に入る。次戦の札幌もそこまで調子が良いわけではないが、守備が堅く、ロースコアの塩試合になる可能性が高い。 第17節の松本戦まで下手をすれば1勝も出来ない可能性があるほど、強豪or相性の悪い相手が続く。影山監督の下ではプレーオフなど夢のまた夢で残留争いを覚悟しなければいけない。 試合後気になったのは群馬戦の選手挨拶ではブーイングが複数聞こえたが、今回は学生が非常に多かったせいかブーイングをしている人が見えなかった。 メインスタンドに至っては選手が挨拶する時にはお客さんがほとんど帰ってしまっていた。サッカーの内容にこだわるサポーターは既にスタジアムに来ていないのかもしれない。 今回も数百人の学生がいなければ、5000人台で目に見えて観客が減っている。札幌戦では何かしらの動員がなければ5000人台に落ちることは間違いないだろう。フロントには何がメインディッシュなのかをもう一度考えてもらいたい。いくらファジフーズなどをプッシュして集客しようとしても肝心の試合が無様ならば意味はない。 |
筆者の試合満足度(10段階) 1 |
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