ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2013年J2第39節vsガイナーレ鳥取(22位)
試合結果スタッツなど
前戦群馬戦に敗れたことにより12位まで後退したファジアーノ岡山。
昇格圏内のチームが勝ち点を稼ぎきれていないこともあって首の皮一枚昇格プレーオフの望みがある中での陰陽ダービーの鳥取戦を迎えた。

前半は鳥取ペースで進み、流れが変わったのは桑田と交代した石原が入ってからとなる。
明らかにスピード感が変わり、ファジアーノペースとなる。それでもゴールを奪うまでには至らず、残り15分を切るとようやくキム・ミンキュンのラストパスを裏に抜けた押谷が冷静に決めて先制点を奪う。相手GKの小針はJFLの栃木時代から苦杯を舐めた嫌なイメージのあるGKだが、どんなボールでも手でボールを追ってしまう癖があるので、押谷はしっかりとグラウンダーの手から遠い場所に蹴って決めた。

1-0から追加点を取ることがファジアーノの課題だったか、鳥取戦はすぐに追加点を奪う。石原のラストパスを受けたキム・ミンキュンが素晴らしいシュートをゴールネットに突き刺して試合を決定付けた。
この日のミンキュンは1ゴール1アシストの大活躍で、この終盤戦ミンキュンなしでは考えられないほど良いパフォーマンスを見せている(FWはミンキュン、押谷は不動であと一人を誰にするかという状態)。

荒田と石原を控えにして後半勝負とするのか、どちらかをスタメンで使って前半から点を取りに行くのかは意見が分かれるところかもしれない。
スピードのある三村がいれば荒田、石原のどちらかをスタメンで使うことに迷いはなくなるが、清水が復帰するまで誰をスタメンで使うのか悩ましいところだ。
筆者の試合満足度(10段階)
8
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