ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2012年J2第31節vs栃木SC(14位)
試合結果スタッツなど
アウェイ京都戦を4-2で快勝して内容と結果が伴って迎えた栃木戦。J昇格同期であり、第1クールでは無配記録を止められており絶対に負けられない相手のはずだった。

京都戦で右ウィングバックの澤口が筋肉系の故障のため戦線離脱し、田中は4枚目のイエローカードをもらい出場停止となった。
そのため右ウィングバックに誰を起用するのか焦点となった。

影山監督がチョイスしたのは今年まだ一度も出番がなかった篠原。本職は右センターバックで、久木田や石原といった攻撃力のある選手よりも守備を第一に考えたと思われる。

しかし、篠原は試合にうまく入れず、非常に悪いパフォーマンスで前半を終える。後半頭から篠原を代える可能性は大きいと思われたが、交代したのは植田で、植田は前半途中から足に力が入らなくなっており、前半途中から1トップに据えて前半をやり過ごしていた。

植田を代えざるを得なかった時点で考えられた策は二つ。1枚代えるか、2枚代えるか。パフォーマンスの悪かった篠原の代わりに後藤を入れて植田の抜けた高さの補充と慣れた3CBで戦うことも考えられた。
しかし、監督の選択は植田のみの交代で、結果は裏目に出た。後半早々にCKで先制点を許すとクリスティアーノに追加点を決められる。

篠原のパフォーマンスの悪さ、近藤を左では使いたくないことを考えれば後半から2枚代えるのが妥当だっただろう。
影山監督は基本、動くのが遅いが、後手後手に回る悪癖がこの試合を落とした大きな要因となった(そもそもは篠原をウィングバックで先発させたことからミスを犯していた)。
筆者の試合満足度(10段階)
1
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