ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2013年J2第26節vsFC岐阜(22位)
試合結果スタッツなど
前節アウェイで相性の良い山形戦に勝利したことにより、3ヶ月ぶりのアウェイでの勝利を手にしたファジアーノ岡山。
今節はJ昇格後ホームで1度も勝てていない(2分け3敗)大の苦手最下位岐阜相手に成長をしているかどうかを図る試合となった。

開始2分で岐阜の新戦力コンビにあっという間にゴールを割られると、攻めはするものの追いつけず、追いついたと思ったらすぐさま決勝ゴールを叩き込まれて敗れた。

相性云々を別にすれば、ホームで最下位相手に負けることは許容できることではなく、さらに言えば最下位グループである北九州にもホームで引き分け、下位の熊本にもホームで負けと下位相手(愛媛より下)に順当に勝てたのは群馬だけでたまたま取りこぼしたとは言えず、上位相手に善戦するも下位相手にかなり取りこぼすという癖は全く直っていない。

3-4-1-2のシステムが守備時に5バックになるので守備は堅くなり、上位相手にも早々崩されることがないため格上とも接戦になるが、下位相手にも得点力不足となり勝ち切ることが出来ないので勝ち点を取りこぼす。
コーナーキックで同点や負けている時でも基本フィールドプレーヤーが全員戻って守備をすることから見ても、守備の意識が非常に高く、その分攻撃には回っていない。システム上守備が堅くなる上に監督のポリシーからも守備優先では上位に善戦、下位に取りこぼすという傾向は変わらないだろう。

練習参加していたキム・ミンキュンの加入が発表された。そもそも何故放出したのか不可解だが、ミンキュンの加入は明らかにプラスだ。これまで1トップでボールが収まらなかったので前でキープ出来るミンキュンにかかる期待は大きい。
シャドーは人数は多いものの満足なパフォーマンスを継続的に見せる選手は皆無だっただけにシャドーの補強は理に適っている。もう一人のシャドーが誰になるかが注目されるが、監督の傾向からいって三村が怪我しているのでスピードのある石原はサブだろう。個人的にはそろそろ久木田を先発で見てみたい。押谷、ミンキュン、久木田となれば誰もがトップを務めることが出来るので流動的な攻撃が可能となる。
筆者の試合満足度(10段階)
1
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