ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2013年J2第23節vs横浜FC(11位)
試合結果スタッツなど
ガンバ大阪戦がクラブ史上初の前売り完売(一般販売開始2日)した7日、クラブ最高記録(13,228人)の相手だった横浜FCを迎えての第2クール2戦目。クラブ最高には届かなかったもののクラブ歴代4位の11,485人がスタジアムに駆けつけた。

過密日程の中で多くのクラブがメンバーを入れ替える中、岡山はボランチの仙石を島田に変更するのみで、前節出場停止で不動のレギュラーだった後藤がベンチのままで神戸戦の勢いを重視した。

中3日の選手が多いことと暑さを考えてか前半はプレスをそれほど掛けず、消耗を抑えて後半勝負のように見えた。

しかし、前半終了間際のDF植田の2枚目のイエローカードでゲームプランが大きく崩れ、後半は4バックの2ラインを敷いてしっかり守ってからのカウンターという10人でのスタンダードな戦い方を選択する。

10人でも終盤はファジアーノの選手の方が動きにキレがある状況で途中交代で入った三村や石原のスピードが脅威を与えていた。特に三村は得意のドリブルだけでなく、ミドルシュート、ペナルティーエリアに入ってからの切り込んでからの鋭いシュートなど非常に良い動きを見せ、ジョーカーとしての可能性を大きく感じさせた。荒田、押谷以外はシュート意識が低かったり、シュート技術が低かったりと非常に物足りない攻撃陣なだけに三村のこのパフォーマンスは今後の試合でも重宝することになるだろう。
筆者の試合満足度(10段階)
6
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