ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2013年J2第15節vs徳島ヴォルティス(13位)
試合結果スタッツなど
試合開始数時間前から本格的な雨となり、TV中継もあったために客足が心配されたプライドオブ中四国徳島ヴォルティス戦。
雨の試合の最多観客動員を大きく更新する8510人を集め、好調なチームと共にスタジアムへ足を運ぶ人も着実に増えている。

試合内容について触れると、前半は両チームともそれほどリスクを掛けず様子見だった。ファジアーノは鳥取戦で縦に蹴ってしまっていた反省からか鳥取戦よりもボールを大事にする姿勢が見られた(影山監督は前半終了後もっとボールを持つようにと指示したようだが)。

後半になると明らかに岡山の姿勢が強くなり、圧力を掛ける。そして後半26分に田所のクロスを荒田が足で合わせて先制点を挙げる。前節鳥取戦は体調不良で欠場した田所だが、前々節の山形戦同様ハイパフォーマンスを見せてチームに欠かせない戦力となっている。

この試合では待望のシャドー初得点が生まれた。鳥取戦で今シーズン初出場を果たし、光るところを見せた三村が得意のドリブルから左足でコースを狙い済ましたシュートを決めた。
三村はファジアーノのシャドー陣にはない良いものを持っている。石原とはまた違ったスピード(初速がスムーズで速い)は非常に魅力的で、昨年同時期に上條と同じように使われたが、結果が出せなかった。その時から光るものを持った選手だと記していたが、ようやくキッカケを掴んだかもしれない。あのようなドリブルで仕掛けられる選手はファジアーノにはおらず、少なくともサブには居て欲しい選手だ。また点を取れるところも魅力的で力不足を感じさせるシャドー陣の戦力底上げを担ってもらいたい。
筆者の試合満足度(10段階)
9
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