ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2013年J2第9節vs京都サンガ(8位) |
試合結果スタッツなど |
過密日程初戦の昇格候補ジェフ千葉相手にアウェイで勝ち点1を持ち帰り、ホームでこちらも昇格候補の京都サンガを迎えた。 強豪との連戦ということで後半まで体力と集中力が持つか心配されたが、結果的に残り数分で同点ゴールを許してしまい、もったいない勝ち点1の結果となった。 ただ京都が決めたゴールは針の穴を通すスルーパスと宮吉の磁石のような絶妙トラップからの素早い正確なシュートと相手を褒める失点だった。 ファジアーノ岡山で気になるのはやはり攻撃陣。荒田が孤軍奮闘するもののシャドーは昇格を目指すにはやはり物足りなさ過ぎる。 この日の関戸はアシストを筆頭に良い出来だったが、8節までの出来はそれほど良くなく、9節までの全体の出来を考えると物足りない。京都戦のパフォーマンスを継続することを願いたい。 もう一人の先発の石原の出来は悪かった。スピードが持ち味にも関わらず、ゴール前になるとドリブルスピードを落とし、横パスを出していて、端からシュートの選択はないように見えた。 攻撃時にシャドーに求められるのは得点とアシスト。9節終わった段階で未だシャドーの得点が0というのは重症だ。 開幕前の練習試合で得点を量産し、期待された押谷も今のところ期待外れでハードワークが足りず、シャドーに関して人材不足が甚だしい。 ファジアーノのシャドーはファーストディフェンダーとしてのハードワークと攻撃力を求められるので両者を兼ね備えた観客を満足させる選手はなかなかいないのかもしれない。ただそれでも未だシャドーの得点0というのは補強が最も必要なポジションであることは間違いない。 荒田も含めた1トップ2シャドーで気になるのは、ボールをしっかり収められないことだ。特に相手が前掛かりに攻めた時に前線でボールを保持してラインを上げる時間が作れないために一方的に押し込まれる時間が続いてしまう。 昨年までいたキム・ミンキュンのような選手がいればボールをキープしてくれてディフェンスが楽になるのだが・・。 中2日で下位に低迷する群馬をまたもホームに迎える。強豪2連戦でいつも以上に疲労しているはずでこういう相手に負けてしまうのがこれまでのファジアーノだった。 体が重いので、省エネでも何でも良いので勝ち切ることが出来るのか。去年までとは違う姿を見せて欲しい。 |
筆者の試合満足度(10段階) 6 |
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