ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2012年J2第34節vs湘南ベルマーレ(2位) |
試合結果スタッツなど |
大分戦後のアウェイ2連戦では町田に引き分け、甲府に負けと4試合勝ちなしと目標のプレーオフ圏内を考えると痛い2連戦だったが、上位もそれほど勝ち点を伸ばせなかったために依然として可能性を残してホーム湘南戦を迎えられた。 ただし、この湘南戦を落とすとプレーオフ圏内は絶望的となるため、絶対に勝たなければいけない重要な試合となった。 前半は今シーズン最高の出来で湘南に何もさせず、3点を奪ってほぼ勝負を決める文句のつけようのない素晴らしいファーストハーフだった。 後半戦は右サイドが特に不安定で右センターバック篠原の力がまだこのレベルで戦っていくには少し足りないと感じさせた。 湘南はこの右サイドを何度も突破し、穴であることを気付いて攻撃していたように見えたが、影山監督は篠原を交代させなかった。ただ単に監督側から最も遠いサイドだったから気付いていなかったのか、あえて試練を与えて経験を積ませなかったのか定かではないが、もしも同点にでも追い付かれていれば監督の采配ミスの責任は免れなかった。 ファジアーノは次のアウェイ愛媛戦に負けてプレーオフ圏内6位との勝ち点差は残り試合と同じ7となった。一般的に残り試合と同じ勝ち点のビハインドが挽回可能とされているだけに崖っぷちに追い込まれたことになる。 ファジアーノはしっかりと引かれた相手に対して攻めあぐねる傾向にある。ただし、残りの対戦相手を見ると愛媛のような戦術を取ってくるチームはほとんどないと思われる(ホーム栃木戦くらいか?)。絶不調の愛媛相手に負けてプレーオフ圏内が大きく遠のいただけに既にプレーオフ進出を諦めたサポーターもいるかもしれないが、上位も勝ち点を順調に重ねられておらず、そこまで勝ち点が伸びて行くとは考えずらい。よって自分たちが勝ちさえすれば捕えられると信じて一戦必勝を積み重ねればまだまだ挽回可能なはずだ。 |
筆者の試合満足度(10段階) 8 |
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