ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2012年J2第24節vs徳島ヴォルティス(15位) |
試合結果スタッツなど |
4戦勝ちなしでプレーオフ圏内の6位と勝ち点6点差となりこれ以上差を広げられないためにも勝ちが必要な一戦となった、プライドオブ中四国の対徳島ヴォルティス戦。 徳島から1000人前後の今季最高人数のアウェイサポーターを迎えた。 どちらのチームにも決定機を迎えながら結局0-0で終わり、両者痛み分けとなった。 ファジアーノ岡山側から見れば非常に痛い引き分けだ。これで6位とは勝ち点8差となり、得失点差を考えると実質勝ち点9差となった。プレーオフ圏内を見て戦い続けたが、勝ち点8少ないチームは17位松本になるわけで前節と同じ10位ではあるものの、上位に行ける可能性もあれば下位に落ちる可能性もあるポジションまで落ちてしまったとのいうのが実際のところだ。 影山監督は内容は良いのでこのままやり続けるしかないと試合後語っている。J1クラブで内容がいいと言い続けるも勝てず、その後内容も悪くなって降格することはよくあることだ。 何故得点が取れないのか分析し、対策を取ることが監督のやるべきことだが、監督の選手選択が得点チャンスを放棄しているのではないかと思わざるを得ない。 ファジアーノ岡山の攻撃陣で欠かせないのは川又とキム・ミンキュンだ。少々調子が落ちても攻守に渡って代えの利かない選手だと思う。 そのキム・ミンキュンが2試合連続ベンチというのは到底納得できない。キム・ミンキュンのポジションに入ったのは纉c慎一朗だが、ミンキュンよりも纉cを監督は評価しているのだろうか。正直、どんなにミンキュンが不調でも纉cを下回ることはないほど二人のパフォーマンスは明らかだ。 纉cを使うことによって相手チームは纉cをある程度フリーにしてでも残り2人をマークするだろう。纉cがピッチに入ることによって余計得点チャンスが減ってしまう。このことが纉cが先発した試合の得点の少なさ、勝率の悪さに繋がっているように思える。 問題なのは纉cを優先的に使う影山監督にある。一昨年は12試合フォワードで出場して得点がなかったイ(リ)・ドンミョンにこだわり、去年も今季の纉cのようにシャドーで17試合も先発させて0得点に終わった臼井にこだわった。 外部から見れば明らかに実力不足の選手にこだわり過ぎる傾向がこの監督にある。はっきり言えば選手を見る目に問題があると言わざるを得ない。 |
筆者の試合満足度(10段階) 2 |
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