ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2012年J2第21節vsヴァンフォーレ甲府(6位) |
試合結果スタッツなど |
前半戦最後の試合となったJ2第21節。プレーオフ圏内を目指すためには勝ち点3差の甲府に勝ち点3を与えることなく勝ち点を積み重ねる事が求められる一戦となった。 前節湘南戦ではフィールドプレーヤーの控えが二人しかいない非常事態だったか、今回は出場停止の二人も帰ってきてベストメンバーを組み、控えも揃って試合を迎えた。 甲府はファジアーノの3バックに対して3トップの新布陣を敷くもフィットせず、ダヴィの個人の力に頼った攻撃が目についた。 岡山は前半の澤口が外した超決定的チャンスを生かせなかったのが痛かった。あれを確実に流し込んでいれば主導権を握って勝利を手にしていた可能性が高い。 今季初のコーナーキックからの失点を許したものの追いついたことは地力がついていることを証明した。 試合内容も上位甲府相手に互角以上のパフォーマンスを見せており、ベストメンバーが揃った時はどこを相手にしてもやれる手応えは感じただろう。 問題は層の薄さで次節の京都戦はセンターバックのレギュラーの後藤が出場停止でどうしても戦力は落ちるだろう。 前線も交代が纉cや中野では厳しい。キム・ミンキュンを下げて纉cを入れる判断に疑問を持ったサポーターも多いだろう。これだけチャンスを与えられて全く結果の残せない纉cはこの夏でネクスト行きが妥当だが、それさえ出来ないほどの選手層の薄さは大きな問題だ。 監督は前線に関してネクストから選手を上げることを示唆しているが、ネクストから上がってきた選手がトップで活躍することはほとんどないだけに内部昇格だけで良いのかは疑問が残る。 |
筆者の試合満足度(10段階) 7 |
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