ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2012年J2第9節vsガイナーレ鳥取(20位)
試合結果スタッツなど
前節はアウェイでホーム全勝無失点&複数得点のジェフ千葉を相手に何度も決定機を作って内容を伴ったドローでホームに帰ってきた。
連勝は3で止まったものの難攻不落のフクアリでの出来は選手に自信を与えたはずで松本戦を内容は今一つながら勝ち切り、強いチームに絶対必要な時には悪いゲームをしても勝ち点を積み重ねることが出来たことが次に繋がって内容と結果が伴う好循環を迎えている。

今節はガイナーレ鳥取を迎えてのJを舞台にしての3度目の陰陽ダービーとなった。
鳥取は前節こそ甲府相手にホームでスコアレスドローに持ち込んだもののアウェイでは結果が出ておらず、岡山としては松本戦と同様に勝ちが求められる試合となった。

MF千明が復帰してから3勝1分けの負けなしだったが、千明が欠場(前日の山陽新聞では予想スタメンに入っていたため直前の故障か)することになり、相性最悪の岡主審と共に一抹の不安を抱えての試合開始となった。

しかし、強風の向かい風の前半から主導権を握り、何度も決定機を作る。結局先制点は川又のボールを奪いに行く守備から相手のミスで奪ったものだが、鳥取に対してチーム力の違いを見せた。

試合は2-0と危なげなく勝利し、もっと得点を取れた試合でもあった。確実にチーム力はアップし、昇格プレーオフ圏内の6位まで勝ち点1差の9位と上位を伺う位置まで上がって来た。まだ昇格候補と目されるクラブに印象的な勝利を挙げていないため他クラブのマークはそれほどきつくないと思われるだけに過密日程のゴールデンウィークに一気に勝ち点を稼いでおきたい。

気になるのは主力に故障者が続出していることだ。この日欠場した千明の他にも試合後後藤の様子がおかしく、怪我をしている可能性がある。3バックは既に近藤が今季絶望の重傷を負っており、一柳も万全ではない。ここで3バックの核となっていた後藤を欠いて経験不足の若手で臨むのは非常に不安がある。
筆者の試合満足度(10段階)
9
ファジアーノ岡山ホームゲーム感想TOPへ