ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2011年J2第38節vs徳島ヴォルティス(4位)
試合結果スタッツなど
最終戦前に影山監督の契約更新が発表された。依然として影山監督の手腕に対して否定的だが、決まったものをどうこう言っても仕方ないので降格が始まる来季が最悪の結末にならない様に祈るしかない。

最終戦の相手徳島は自力昇格はないものの大量得点差で勝てばほぼ昇格、引き分けでも札幌の試合結果次第という目の前の相手よりも札幌の動向を気にしながらの戦いとなった。
近場での昇格決定戦となり徳島サポーターはメインスタンドにも多く、アウェイゴール裏と合わせて2000人以上足を運んだとみられる。

岡山はチアゴが負傷欠場のため妹尾、キム、石原の3人が流動的に動く0トップのような形となり、空中戦を捨てて地上戦でかき回す戦いを選択してきた(背が高いFWがいないだけに誰が出ても空中戦は選択できないが)。
徳島は年齢が高い選手が多く、残り15分を切ったあたりから明らかに足が動かなくなっているのが明らかだった。最後の久木田のゴールも普段のエリゼウなら対応できていたと思われるが、全く足が言うことを聞かずコースを切れなかった。

岡山からすれば若く、ファジアーノ相手に滅法強く、今回はロングスローまで投げていた柿谷が早々にベンチに引っ込んでくれたのは助かった。柿谷は違いを生み出せる選手なだけに最後までピッチに立っていれば違う結果が出ていたかもしれない。

ホーム最終戦後にセレモニーが行われたが、先日発表された退団選手のスピーチがなかったのは非常に残念だった。これからさらに退団選手が発表されるからかもしれないが、やはりクラブを去る選手がきちんと挨拶をする場を設けられるチャンスがあるのだからそこはきっちり挨拶するのが出ていく選手にもサポーターにも良いことだと思う。
山陽新聞試合満足度調査
満足93%
やや満足7%
不満0%
やや不満0%


MIP(投票者81人)
真子秀徳51%
久木田紳吾15%
植田龍仁朗9%
妹尾隆佑6%
筆者の試合満足度(10段階)
9