ファジアーノ岡山ホームゲーム感想
2011年J2第30節vsサガン鳥栖(4位) |
試合結果スタッツなど |
アウェイでは0-6と惨敗を喫しているサガン鳥栖を通常のkankoスタジアムではなく、津山に迎えた。 津山陸上競技場といえば荒れたピッチというイメージだったが、kankoスタジアムの綺麗な芝生には及ばないもののかなり良い状態のピッチとなっており、技術力に勝る鳥栖には有利な条件となった。 アウェイ戦では藤田のロングスローに手を焼き、セットプレーからの失点が多かった反省を生かして試合に臨んでいるのかと思いきやいきなり前半の4分にロングスローから失点を喫す。 鳥栖はこの後続いた決定機を生かせず、前半を1-0で折り返すと後半開始数十秒でファジアーノはこの試合初の決定機を山アが難なく決めて同点とする。 しかし、この得点で鳥栖を目覚めさせたのか3分後に突き放し、その7分後に追加点といつでも点は取れるぞとばかりにあっさりと点を取った。 結局2-4でファジアーノ岡山はサガン鳥栖に軽くあしらわれる試合となった。2点差で負けているにも関わらず交代を1枚しか切らなかった影山監督に対する不満は多くの者が持っているだろう。 監督はピッチ上の選手の体が動いていたため交代の必要性を感じなかったと説明しているが、ベンチ入りメンバーで攻撃的な選手は臼井しか残っていなかった。臼井をシャドーで使うのならば妹尾と岸田をそのまま使った方が得策というのは分からないでもない。ただ、鳥栖相手に攻撃的選手のバックアップがあまりにも少ないという致命的なミスを犯しているので監督の非には変わりない。 鳥栖相手に終盤追いかける展開になるのは誰でも予想することだ。にも関わらず石原をベンチ外にして守備的選手を多くベンチに入れるのは理解できない。 今節は下位チームが勝ち、富山に抜かれ、水戸や鳥取にも射程内に捕えられた。最悪19位で終わる可能性も出てきたが、今季は中位を目標に掲げた以上それを達成できない時は監督をはじめとする強化スタッフが責任を取らなければいけないのは言うまでもない。 |
山陽新聞試合満足度調査 不満61% やや不満34% やや満足5% MIP(投票者人) 山ア正登22% 澤口雅彦20% キム・ミンキュン17% |
筆者の試合満足度(10段階) 1 |