ファジアーノ岡山ホームゲーム感想

2011年J2第20節vs湘南ベルマーレ(13位)
試合結果スタッツなど
ホームゲーム2連敗中ながら前節アウェイで愛媛を下してホームゲームを迎えたファジアーノ岡山。相手は開幕節で屈辱の0-5で負けた湘南ベルマーレで過去4戦全敗と相性は最悪なものの湘南は点は取れない、守備も脆いと最悪の状況となっており、湘南戦の連敗を止めるには絶好のタイミングでこの一戦を迎えた。

試合結果は1-1のドローとなり、湘南とすれば得意の岡山相手で連敗は止めたものの内容は今一つで複雑な思いで試合を終わり、岡山も押したゲームでありながら先制点を許す苦しい展開でドローで終えたことは最低限のことは出来たものの今回の湘南ならば勝たなければいけない試合だった。

良かった点は前年J1の湘南相手にボールを支配できたことだ。天の邪鬼的な考え方をする人は湘南がボールを持たせてくれたのではと思うかもしれないが、非常に蒸し暑い天候の中で相手ボールを許容して体力を消費するのはまずあり得ないだろう。試合が終わった後湘南の選手はほぼ全員ピッチに倒れこむほど疲労困憊しており、ボールを支配したくても出来なかったというの妥当な見方だろう。

悪かった点は相変わらずコーナーキックの守備があまりにも不安定だ。失点シーンもCKからバー直撃弾を受けてから失点だった。失点シーン以外でもフリーで打たれる危ない場面もあり、失点は必然だったとも言える。湘南は背の高い選手は少なく、高さにおいては圧倒的に岡山に分があるにも関わらず何度もCKで決定機を作られるのはチームとして大問題だ。またGK真子はCKに限らずクロスなどでもキャッチングが出来ないのは物足りない。

山陽新聞試合満足度調査
やや満足43%
やや不満32%
満足17%
不満8%

MIP(投票者53人)
久木田紳吾28%
石原崇兆13%
小林優希望11%
キム・ミンキュン11%
筆者の試合満足度(10段階)
4