−シュートを増やし、被シュートを減らす− 総失点17はJ2で2番目に少なく、被シュート決定率、アウェイでの失点はJ2で最も良い数字を残していて守備に関しては文句なしと言いたいところだが、ひとつだけ気になる点がある。 それはシュートを打たれた数が非常に多いことだ。被シュート数はシュート数を37本も上回る234本(1試合当たり11.14本)とJ2の中で5番目に多くシュートを打たれている。岡山より上のクラブでシュート数よりも被シュート数の方が多いチームは大分のみで地力のあるチームはシュート数が被シュート数を大きく上回る。 被シュート決定率の6.83%はあまりにも出来過ぎの数字であり、後半戦も同じような数字を残すことはまず不可能だ。堅守を維持するにはシュートを打たれる数そのものを減らすことが求められる。 攻撃に関してはシュート数を増やすことが得点力アップへの一番の近道だろう。シュート数は上位8チームの中で2番目に少ない197本。最少の大分は195本なのでほぼ一番少ない。シュート数が少ないチームなのに決定率は上位8クラブの中で最低の9.64%。 上位8クラブの中で岡山以外で最も低い甲府でも11.78%なのでシュートが打てない、決まらないでは得点が取れないのは必然だ。 シュート決定率は後半戦もう少し上がってくる可能性の方が高いと思うので、得点力を上げるには積極的にシュートを打つことだ。 できるだけ堅守を維持しながら得点力をアップする。夏場は点の取り合いになることが多いので前半戦はなかなか複数得点を上げられなかった前線が点を取れるかどうかがプレーオフ圏内に食い込めるかどうかのカギになりそうだ。 −後半戦はカンスタで平均9000人を− 開幕数戦は雨にたたられ、成績も悪かったこともあり、非常に低調な動員で始まったが、ゴールデンウィーク最終戦の岐阜戦から1万人前後の観客が入るようになり、昨年比よりもプラスの1試合平均7490人で折り返した。 梅雨が明けてから8月一杯までは弱かった昨年まででもかき入れ時だっただけに7月8日の横浜FC戦から8月26日の大分戦までのホーム6試合で平均1万人を目指すくらい高い目標を置いて欲しい。 社長の発言によると平均8000人行かないと赤字になるということなので、最低でも年間平均8000人は達成したい。 後半戦には4000人強しか見込めない年に一度の津山開催を残しているだけにこれから8月末までの6戦で大きく稼いで年間平均8000人を超えて少しでも来年のための資金が残る状態にしたい。 前半戦の主要スタッツ
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