第26回、27回 セルフのレポート

第26回 S e l f が終わりました。

11月
21日(木)〜24日(日)の3泊4日で行われました。
2日目の午後から3日目の午前中に過ごした横尾山(1800m)での山中一泊の
ひとこまをレポートします。

前日の曇天がうそのように
翌朝は見事な山並みが姿
を現してくれました。
写真は午前6時ごろの撮影。
右奥に白く北岳(日本第2位
の高さを誇る)が見える。

参加者が S e l f でつかんだもの

東京から参加のkさん。
「あのような経験はなか
なか出来ません。とても
心洗われる思いがしまし
た。この体験はこれから
の生き方に役立つと思い
ます」
山梨から参加のSさん。
「自分の課題がはっきり
し、その整理をしないと
いけないことも分かりまし
た。自信が生まれました」
広島から参加のHさん。
「時間をつくって山梨に
行ったことから、私の『こ
れから』がしっかり見えて
きました。また必ず山梨
に行きます。いく度に成
長できると思います」
滋賀から2回目の参加の
Yさん。「やっぱり今回の
セルフに参加できて
よかった。もっともっと
自分を高めたい。今回
参加して今までよりさらに
高いところを目指すいい
ステップになりました」
横尾山山頂にて 寒風の中に芽吹く。

遠く雲海の浅間山を望む。

前日に見つけた鹿の
糞。

月と八ヶ岳のモルゲンロート。
左奥に白く乗鞍ヶ岳。



第27回セルフのレポートです
参加されたお二人の感想文です
実施日 2003年2月19日(水)〜22日(土)

山中一泊は寒さと強風でゆっくり寝る
どころではなかったが、そのような環
境にも順応し楽しんでいる自分が頼
もしかった。
月の光は夜の女王のごとき明るさ、
朝の雲ひとつ無い晴天に映える富士
山や南アルプス、遠く乗鞍岳、八ヶ岳
の威容の美しさはその場にいた者で
ないと分からない。
一番心配していた指の凍傷にもならず
無事に下山できたので何よりだった。
最終日にまとめた「輝ける人生の1ペー
ジ」を実現するように、今後の1,2年を
過ごそうと思う。
(Tさん)


様々なプログラムを受けて一番痛切
に感じたのは、自分自身が何をよりどころに生きているのかがはっきりしていなかっ
たということです。  散策やディスカッションを通じ、自分自身の意見、価値観が定まって
いないことに気づきました。 人生を生きる上での目標を持つということ、自分はこうなんだ
と信念を持つということが欠けていたと思います。 生きる目的をはっきりさせない人生を
過ごしていなかったか?と自戒しました。
そして今回特に印象的だったのは、山中で一泊過ごしたことです。 雪や風の吹く山の中
で、夜は寒さと風の音でなかなか寝付けませんでしたが、夜明けにはすっかり風も止み、
やがて雲ひとつない空に太陽の光が差し込み始め、富士山や南アルプスが顔を出し私を
迎えてくれました。朝日を浴びながら山々を眺めている時、今までにない感動を覚え、生き
ているということは素晴らしい!という気持ちがこみ上げてきました。 
「一度きりの人生、自分の目指す頂上に向かって一日一日を大切に歩いていこう。 上に
向かって登らなければ、頂上にはたどり着けない」  山で朝を迎えた時に詩を作るプログ
ラムで、そんな内容の詩をつくりました。 今、4日間を振り返ってみると、当初あったもやも
やも薄らぎ、もっと自分自身を大切に生きていこう、ということを気づかせてくれた研修だっ
たと思います。(Kさん)


ひとこま

山稜を行く モルゲンロートと富士 横尾山山頂にて


次回の第28回セルフは 11月20日(木)〜23日(日)です。