治療例
・ある肩関節痛の男性患者様との問診例
治療者 今日はどうしましたか?
患者様 右肩が痛くて90度位で痛くてあがらないんです。
(この時、反対の手の指で右肩の後ろを押さえている)
治療者 普段どのように腕を使いますか?
患者様 内装工事で下にも上にも向いて作業をしています。
治療者 仕事や仕事以外でも何か急に腕を使った事はないですか?
患者様 特にありません
治療者 では、この角度から、この位置で腕を上げるとどうですか?
患者様 あっ、さっきよりあがりますね。
治療者 これも楽ではないですか?
患者様 はい、楽です。
治療者 (肩甲骨の真ん中を押して)ここが痛いでしょ。
患者様 あっ!!それです!!
治療者 痛みが出ている時の肩の上げかたでは、この筋肉をよく使っていたんですよ。だからこの筋肉を使わない肩の上げかたをすると、肩が楽にあがりますよね。○○さんの肩痛は骨や関節が原因ではなく、筋肉性の痛みですね。気候の変わり目でしたから、普段の疲れがいっぺんに出たんでしょう。治療をすればよくなりますよ。
・臨床ファイル
急性腰痛(ぎっくり腰)
(負傷日)
○月○日○時頃
(原因)
前屈位での作業時に身体を起こした時に強い痛みが発生する。
(来院までの経過)
自宅にて冷シップを貼るも痛みが軽減せぬ為、受傷当日にA病院を受診する。
レントゲン検査―骨に異常なし、「筋肉の痛み」と診断を受ける。
痛み止めの投薬と冷シップをもらう。
現在、受傷後より3日たち、痛みは、やや軽度となるもの、腰の前後屈共に運動痛大。
夜間痛もあり、1日中コルセットを使用している。
前回平成○月○日の来院時も腰痛であった。鍼治療を希望している。
(症状)
腰椎3番のズレ、右脊柱起立の緊張大。
(処置)
電療・マッサージ・ホットパック テーピング固定にて安静加療を施す。 |