越後百山 |
道のあるなしにかかわらず。その高低にこだわりもなく。まして、人為の三角点は外に置き、山の様顕著なること言を待たず。秀麗、尖頭、平頂をとわず。昔より高名なるは捨難き要因なり。深遠の気あれば良しとし、人跡稀なれば極上とする。山は自ら生地を選ばず、登り来る人も選ず、ただ大宇宙の万象のままなり。春、晴嵐の越の山々、白き曼陀羅の如き様なれば、その選定に迷うこと必定悩むこと再三再四なり。 |
ー 越後山岳第8号より − |
5月2日 | 5月17日 | 6月3日 |
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