八ケ岳の花(5月)

   八ケ岳連峰は、夏沢峠を境として北八ケ岳と八ケ岳に分けられる。針葉樹林や池などの穏やかな北八ケ岳に比べ、南側の八ケ岳は荒々しい岩稜帯が連なり、その様相は一変する。
   また、八ケ岳は花の山でもある。最盛期に比べまだ少なめだが、今回はこの時期にしか咲いていない「ツクモグサ」を見に出かけた。「ツクモグサ」は本州ではここと白馬岳にだけ自生する貴重な花、その可憐な姿は、梯子や鎖場で緊張した心を癒してくれた。この時期は小屋も空いていてゆったりと泊まることができた。

登山月日    2005.05.28(土)〜29(日)
ルート      美濃戸山荘ー赤岳鉱泉ー硫黄岳ー横岳ー赤岳ー阿弥陀岳ー行者小屋ー美濃戸山荘
コースタイム  美濃戸山荘ー1:40−赤岳鉱泉ー1:50−硫黄岳(硫黄岳山荘泊7900円)ー1:05−横岳ー1:30−赤岳ー1:20−阿弥陀岳ー1:00−行者小屋ー1:40−美濃戸山荘 

コミヤマカタバミ ツクモグサ
オヤマノエンドウ コメバツガザクラ
キバナシャクナゲ ヤツガタケキスミレ
ミヤマエンレイソウ ホテイラン
シロバナノヘビイチゴ コミヤマカタバミ
赤岳(稜線上に雪は殆ど無い) 赤岳山頂から横岳方面を見る(小屋は赤岳天望荘) 赤岳からの阿弥陀岳
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