台湾の山(拝雲山荘〜南峰〜東小南山〜圓峰小屋)
2008.6.28(土) 昨日は疲れてよく眠れなかった。 5時起床。炊事場で朝食を作り何とか食べる。 7時出発。樹林帯の中をジグザグに登る。山頂でご来光を仰いだ人達がぱらぱらと降りて来る。我々が日本人だと分かると好意的に話しかけてくる。 オオシラビソのような木は冷杉とのこと。40分ほどで玉山と圓峰小屋の分岐に着く。玉山は左、圓峰小屋は真っ直ぐだ。 更に進むと次第に視界が開けてきて、アンテナのある場所に着く。紅さんからいただいたライチが美味しい。 道はガレ場のトラバースになり、鎖も取り付けられていて注意して進んだ。 辺りはエーデルワイスが沢山咲いていて美しかった。 稜線に達しカール状になった圓柏(日本のハイマツのようなもの)の生える間を少し下ると圓峰小屋に到着する。 小屋は無人で10人位泊まれる。水は雨水を貯めたのを使ったが、沸かしても変な味がした。 1時間ほど休憩してから、紅さんの案内で南峰と東小南山に登ることにする。 小屋から尾根伝いに進み、急な斜面を慎重にトラバースすると南峰に続く尾根に出て、左へカーブし更に進むと高度感のある痩せ尾根になる。盛りは過ぎたがまだシャクナゲが咲いていた。またネパールライシャオ(発音がよく聴き取れなかったが)という花もあった。 しばらく進むと前方にジャンダルムのような岩山が聳え立っているのが見えた。 そこを登るのかと心配したが、左を巻くようになっていて、ガレ場の斜面を下ってまた登り返す。 そしていよいよ南峰に向かっての登りだ。南峰は岩山で高度感があり両手も使ってよじ登った。あまり人が登っていないらしく、鎖などはなく下りは特に慎重に下りた。 次に向かうは東小南山だ。 分岐まで戻り、圓柏の生える幅広のあまりアップダウンのない尾根をしばらく行くと山頂だ。両山ともガスって展望がなく残念だった。 ゆっくりし過ぎて遅くなり心配した頼さんが途中まで迎えにきてくれた。 小屋に戻り夕食を取り明日に備え早めに休んだ。 |
エーデルワイスが満開 | ジャンダルムが聳える |
高度感のある岩稜帯 | 南峰(3844m)山頂 |
台湾の花 | 台湾の花 |
シャクナゲも満開 | 岩稜帯を進みます |
東小南山(3711m)山頂 | あちこちにエーデルワイスが咲いていた |
台湾の花 | 圓峰小屋 |
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