守門岳 | |||||||
(すもんだけ) | |||||||
標 高 | 1537.2m | ||||||
三角点 | 二等三角点 | ||||||
登山道 | 有 | ||||||
所在地 | 新潟県栃尾市と北魚沼郡守門村と入広瀬村と南蒲原郡下田村の境 | ||||||
2万5千図 | [守門岳」「栃堀」「穴沢」「光明山」 | ||||||
登山月日 | 2003.06.22(日) | ||||||
コースタイム | 入塩川ー4:10−大岳ー2:00−入塩川 | ||||||
【記 録】 | 守門岳は主峰袴岳から大岳に連なる峰を総称して言う。 ヒメサユリがそろっと咲いている頃かと思い出かけた。今回は入塩川からの片道12kmのロングコースを登ることにする。このコースはまだあまり一般的ではないので、登山口へ行くまでに何回も2万5千図や道路地図を見ながら車を進めた。それでも何とか迷わず辿り着くことができた。5.6台止められるスペースがあるが誰もいない。 身支度をして出発。登山道はエンテイの右側をトラバースするように進み、上流で右岸に渡った。この後、10数回、左右に沢を渡る。樹林帯で展望もなく、この辺りは目立った花は何も無い。それに沢の水はあまり積極的に飲む気がしない様子だった。 水場の標識があったが、そこの沢は枯れて水は流れていなかった。 三角点に上がると稜線歩きになるが相変わらず樹林帯で展望は利かない。ほとんど起伏のない単調な道が続き、杉の木が現れると、三角形の〆掛小屋に到着する。2.3人が雨宿りできる程度の小さな小屋だ。 しかし、ここを過ぎると、両側には目を見張るほど素晴らしいブナ林が延々と広がる。雨晴(あばらせ)ブナ林と呼ばれるこの付近一帯のブナの原生林は一見の価値は充分ある。 雨晴と標識のある稜線に上がると、ようやく展望が開け、前方には主峰袴岳や川内の山々を望むことができた。 ここまで花らしい花はあまり無かったが、ようやく登山道脇にちらほらとオオイワカガミ、ツバメオモト、アカモノ、ユキザサ、ゴゼンタチバナなどが現れた。お目当てのヒメサユリもあちこちに清楚な姿で咲いていた。 袴岳は二分からの団体でひしめき合っていたそうだが、こちらはほとんど人がいない静かなコースだった。 |
入塩川登山口 | 三角点 |
〆掛小屋 | 雨晴(あばらせ)ブナ林 |
登山道で出会った花々 | |
ヒメサユリ | コシジシモツケソウ |
オオイワカガミ | ツバメオモト |
ウラジロヨウラク | ゴゼンタチバナ |