韓国(ソウル)フリーツアー 2009.4.16〜19  戻る

 2月頃,韓国3日間フリーツアーの申込をしていた。旅行社によると混んでいるのでホテルが市の中心部から川を挟んだ反対側になるかも知れないと言われていた。
 その後,父の入院などがあって,ホテルが遠い所にしか取れなかったらキャンセルするつもりで様子をみていた。
 しかし,運よくホテルが中心部に近いところに取れ,さらに幸か不幸か帰りの航空機がダブルブッキングで,一日遅れて帰国の打診があった。しかも料金は同じでという。
 こんなチャンスはめったにない。父も重篤ながら少し安定していて出かけるのは不可能ではなかった。さらに運のいいことに,一日遅れた迷惑料として7,500円キャッシュバックしてくれるという。
 かくして3泊4日旅行代金24,300円の韓国旅行がスタートした。格安旅行をモットーとしている私にとって,願ったり叶ったりだった。

4月16日(木)
 新潟空港を予定通り9時半に離陸し2時間あまりでソウルのインチョン空港に着く。
 ソウル市内観光は約20年振りだ。当時はまだインチョン空港は無かったのに、今や成田を抜くアジアのハブ空港に成長した。
 空港には出迎えの人がカードを持って50人あまり並んでいる。その中からガイドを探すのが大変だった。ようやく見つかり車で市内まで約1時間のドライブだ。遅咲きの桜が満開になっていた。
 今日は昼食付の半日観光を申し込んでいたので,ホテルにチェックイン後ひとまず昼食へ。ビビンバとチヂミの豪華昼食で一人ではとても食べ切れない量が並ぶ。
 
 昼食が終わって食  堂のご主人からロッテ免税店に送ってもらう。ロッテホテルのツアーデスクで3時半に観光のツアーの待ち合わせだったので行く。
 ドラマのロケ地のユジンの家跡や中央高校の北村韓屋村や青瓦の公邸見学やミョンドンで買い物をして過ごし,半日観光が終わった。
 ユジンの家跡

          ホテルの部屋

4月17日(金)
 今日は北漢山(プッカンサン)へ行く。

4月18日(土)
 今日は一日観光ツアーに申し込んでいたので,ホテルに9時前に迎えに来てもらい,参加する。(ここはホテルへの送迎があって便利だ)ツアーは他に7人の日本人と一緒だった。
 まず,世界遺産の昌徳宮へ向かう。ここは1998年に世界遺産に登録され,言語によって入場時間が決められており,また人数も制限されて時間差で入場となった。ガイド1人に対して200人位の人数だった。
 昌徳宮入り口青瓦         庭園
 1時間半位見学し,次に一昨日と同じ北村韓屋村へ行き見学する。

 景福宮の脇のストリートで昼食と見学をした。昼食は韓国の代表的なすいとんのような熱々の汁物だった。キムチも美味しかった。
 その後インサドンで買い物をし,宮中警護の交代式を見学する。
 交代式
 ミョンドンでも人気の店に寄って買い物をした。
 同行のみんなは化粧品やメガネに興味があるようでつられて買う。
 さて,最後はソウルのシンボル,ソウルタワーに行く。
 ソウルタワータワーからの眺め
ここは地元の人はマイカー禁止でシャトルバスか徒歩で登らなければならないが,外国人の専用車はOKということで,坂の上まで車で上がり,エレベーターでタワーの展望台まで上がる。ソウル市街を見下ろす絶好のポジションだ。山肌には桜が満開で360度の展望を楽しんだ。
 夕食は鍋物だった。その後ホテルまで送ってもらい3日目が終了した。

4月19日(日)
  最終日は午後2時出発だったので,午前中はもう一つの世界遺産チョンミョウを単独で見学することにした。
  チェックアウトを済ませ荷物を預かってもらいタクシーを拾ってチョンミョウへ向かう。ソウルはタクシー料金が安くて助かる。
  入場料1000ウオンを払い中に入る。昨日の昌徳宮と違ってあまり混んでいなくてゆっくり見学できた。
        
  渡り橋を渡って先の方まで足を延ばす。広大な敷地に広大な宮殿があり,歩いて回るのも大変だったが,のんびりと巡り楽しんだ。
  予定の時間になったのでホテルに戻った。ホテルではちょうど結婚式が行われていた。迎えにきた専用車に乗り,インチョン空港へ向かった。
  私が帰国してから1週間後,メキシコで新インフルエンザが流行し,瞬く間に世界中に広がった。このツアーがもう1週間遅かったなら,行けなかっただろうと思うと本当に運が良かった。