三角点     戻る

新潟市の一等三角点(本点) 2021.04.17撮影

 新潟市北区松浜の稲荷神社の裏手に設置されているが、2005年埋設し表面はマンホール型になり、標石はマンホールの中に納められ現在は見ることができない。新潟市で唯一の一等三角点(本点)のため保護された。
 一辺が45kmの三角形を網の目状に巡らせたのが一等三角点網で全国に972点ある。二等は10km、三等は4km、四等は2kmとなっている。見晴しが良い所とは限らないが、山頂に設置されていることが多く目印となる。明治期に全部人力で運んで設置されたというから驚きだ。登山道のない時代にどのコースから誰が運んだか「点の記」に記載されているので興味深い。


「原三角点」
明治15年頃設置された貴重な三角点が米山(新潟県)にあります。
今までは「雲取山」と「米山」の2箇所だったのですが、最近、群馬県下仁田町の白髪岩で発見され、現在3個になりました。
更にないかと全国を探し回っている人もいるとか、まるで宝探しのようですね。
米山の原三角点(2004.10.02撮影) 米山の原三角点(2004.10.02撮影)
三角点の変り物
登山道の無い山に登った時、山頂で三角点を見つけた時の喜びは格別です。
八ケ岳の硫黄岳山頂に珍しい三角点がありました。勿論山頂から少し離れた地形図にあるところには国土地理院の正式な二等三角点もありました。
三角点の変り物パート2
金剛山からドンデン山の縦走路途中からルートのできた雪畑山(1002.9m)山頂にも珍しい三角点がありました。明治時代に設置されたようです。論天山(872.6)にも同じものがありました。