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梅護寺の珠数掛桜(新潟県阿賀野市) 2022.4.24撮影

浄土真宗の宗祖、親鸞聖人が越後の国へ流罪され、その間宗教活動のため梅護寺の付近にこもられた。
この土地から他へ向かう時に手に持っていた珠数を桜に掛けて、「私の教えに誤りがなければ、この桜の花は珠数のようになるだろう」と言われた。
不思議なことに、この桜の花は紅色で珠数のようになったと言い伝えられている。
花びらは約80枚あり、花序が珠数のようにうつむいて垂れ下がり、八重桜の中でも特別に美しい。葉が出てから花が咲く。
昭和2年4月国の天然記念物に指定された。


旧日中線しだれ桜(福島県喜多方市)  2022.4.21撮影

 喜多方駅と熱塩駅を結んでいた旧日中線跡地の一部を遊歩道とし、約3kmに渡って約1000本のしだれ桜が咲き誇る。
 以前から機会があったら一度行ってみたいと思っていた。ツアーだったけれど、ちょうどタイミングよく満開になっていた。


弥彦神社第一駐車場  2022.4.12撮影


大河津分水(新潟県燕市)  2022.4.12撮影

 大河津分水は今年で通水100年を迎える。
 それまでは、信濃川の決壊が度々起こり、新潟平野は甚大な被害が出た。最も大きな被害は「横田切れ」である。
 この大河津分水ができたおかげで、信濃川の水が直接海に流れるようになり、新潟平野の水害は防げるようになった。この水路工事の偉業を称えて植えられたソメイヨシノ約2600本が堤防沿いに植えられ、開花時期には「おいらん道中」も開催され賑わいを見せている。