長岡花火2014   戻る

 今年の長岡まつり大花火大会は8月2日・3日、長岡市の信濃川河川敷で行われた。
 新潟に住んでいながら今まで長岡花火を見に行ったことがなかったので、今年こそは行こうと思い3か月前からツアーに申し込んでいた。
 今年は土・日ということもあって初日は約53万人、翌日曜日は更にそれを上回る人出となった。
 今年で10年目となった復興祈願花火「フェニックス10(テン)」は中越地震の翌年2005年に始まり、10年間を目標としてきた。集大成の今年は過去最大規模で、歌手の平原綾香さん本人によるテーマ曲「Jupiter」の歌声と共に例年の1・5倍の2千発が上がった。
 大会の冒頭で長岡空襲の犠牲者を慰霊する花火「白菊」が初めて姉妹都市の米ハワイ州ホノルル市の提供で打ち上げられ、天地人花火、復興祈願花火「フェニックス10」、正三尺玉&ナイアガラ、「この空の花」など団体特等席でまるで頭上から覆いかぶさるように開く数々の花火に歓声を上げながら楽しんだ。
 大した渋滞もなく大型バスの駐車場であるハイブ長岡に到着し、そこで行われていた物産展を楽しみ、午後5時半、会場まで徒歩30分で移動、シートの敷かれた広場に落ち着いた。
 花火に近すぎてカメラに収まりきれなくて困ったが、腹の底に響く大音響と覆いかぶさる花火を充分楽しみ、あっという間に時間が過ぎてしまった。
 花火が終わってからの移動も大曲のように会場から出るのに1時間かかったのに比べ、思っていたよりスムーズで、午前0時には帰ることができた。
 一度は行ってみたかった長岡花火、噂どおり素晴らしかった。