妙高山 | |||||||
(みょうこうさん) | |||||||
標 高 | 2454m(以前は2446mだったが修正された) | ||||||
三角点 | 一等三角点 | ||||||
登山道 | 有 | ||||||
所在地 | 新潟県中頸城郡妙高村 | ||||||
2万5千図 | 「妙高山」「赤倉」 | ||||||
登山月日 | 2003.09.15(月・祭) | ||||||
コースタイム | 赤倉観光ホテルー0:50−ゴンドラ終点ー1:30−大谷ヒュッテー0:20−天狗堂ー1:20−山頂ー0:50−天狗堂ー0:15−大谷ヒュッテー0:55−ゴンドラ終点ー0:30−赤倉観光ホテル | ||||||
【記 録】 | 妙高山は隣の火打山と並んで日本百名山に数えられ、独立峰で眺望抜群、高山植物の豊富な山である。 今年から新赤倉のゴンドラが夏でも運行することになり、それを利用して登れるようになった。(8月から10月運行、片道1000円、往復1500円) 今までは燕温泉から燕登山道や燕新道で日帰りや、笹ケ峰から山中1泊で火打山とセットで登られることが多く、この赤倉登山道はあまり一般的ではなかった。 今回はこのコースを登ることにした。しかし、ゴンドラを利用しても燕温泉からのコースタイムと大幅に変わらない(1分でも歩くのが少ないほうがいい人にはおすすめ)ので、結局、下から歩いた。 車はゴンドラのほぼ中間、赤倉観光ホテルまで行くことができる。そこからゴンドラに沿って舗装された急勾配の車道を登る。 50分ほどでゴンドラの終点に到着した。夏休みが終わったせいか、人はまばらである。連休なのにここから山に登る人は誰もいない。 急な草原を一直線に100mほど登ると左へ山道となり、ロープの張られたトラバースで沢を迂回する。 辺りは深山の装いのするブナ林が広がり、綺麗に刈り払いされたなだらかな良い道である。途中で4人パーティが休んでいた。 ほぼ平な道が終わると、ひょっこり車道(一般車は乗り入れ禁止)に飛び出す。車道の少し先には小綺麗な大谷ヒュッテ(エブリ差岳小屋に似ている)があった。 秋の花、オヤマリンドウが満開で、今回初めて白花を見つけることができた。 林道から右に分かれ急な山道を僅かに登ると、燕温泉からの合流点、天狗堂に到着する。今まで静かだった登山道が急に賑わいをみせる。山頂まで1時間45分と書いてあった。 光善寺池という湿原を通り、ダケカンバの広がる美しい尾根筋である。後ろを振り返ると黒姫山や高妻山が大きく聳え立っていた。 頑丈な鎖ときちんとスッテプが切ってある鎖場を攀じ登ると、累々と岩が重なる南峰に向かって岩場の登りとなる。赤ペンキで迷うことなく誘導してくれるので初心者でも安心だ。 南峰には4、5人、北峰には6、7人、団体がいなくて良かった。雄大な展望を満喫して、来た道を下った。 |
幻想的なブナ林 | 山頂直下の鎖場 |
山頂(南峰) | 山頂(北峰) |
オヤマリンドウ(白花があった) | 山頂(南峰から北峰を見る) |