牟礼山   616.4m

所在地    新潟県胎内市と関川村の境
三角点    二等三角点
登山道    有
登山月日   2008.06.01
コースタイム 登山口ー1:20−山頂ー0:50−登山口

 JAC支部親睦登山が牟礼山で行われた。
 この山は胎内スキー場の川をはさんで北に位置する山で、まだあまりメジャーではない。
 朝8時、胎内パークホテルを出発し登山口へ向かう。
 5分ほどで登山口に到着し、身支度を整え出発する。登山道は途中まで送電線の巡視路を利用する。
 杉林の中をジグザグに登ると鉄塔のある広場に出る。ここからなだらかにピークをトラバースするように進む。
 以前に登った時は、このトラバースの部分は伐採地になっていて見晴らしが良かったが、今は木々が伸びて展望を遮っていた。
 次第に痩せ尾根になってくるが、潅木が生えているので崖はあまり気にならない。また、尾根上には赤松が多かった。
 道は少し下りになり、その後、ロープの下がった急斜面の登りとなった。
 登りきると比較的ゆるやかになるが、山頂に着きそうでなかなか着かない。
 次第に展望が開けてきて、二等三角点のある山頂に到着する。山頂は展望が良く、正面の黒手ノ峰の奥には残雪のえぶり差岳を初め、周りの山々を望むことができた。えぶり差岳東面には「えぶりじいさんの雪形」がくっきりと見えた。
 地元在住のY氏から山の説明や郷土の歴史について詳しくうかがう。昔、この地方に金山があったとは驚きだ。
 おん歳八十○歳のWさんをはじめ皆さんとても元気だ。山よりもむしろ、大ベテランのかたからこうして古い貴重な話を聞くほうが楽しみである。

ヒメサユリが咲いていた 黒手ノ峰とえぶり差岳
山頂三角点 山頂

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