浅草岳・守門岳(大岳) |
(あさくさだけ・すもんだけ) |
標 高 | 浅草岳1585.5m 守門岳(大岳)1432.4m |
三角点 | 浅草岳 一等三角点 守門岳(大岳)三等三角点 |
登山道 | 両方とも有 |
所在地 | 浅草岳 新潟県北魚沼郡入広瀬村と福島県南会津郡只見町の境 守門岳(大岳) 新潟県栃尾市と南蒲原郡下田村と北魚沼郡守門村の境 |
2万5千図 | 「守門岳」 |
登山月日 | 2004.07.01(木)(単独) |
コースタイム | 浅草岳 駐車場ー0:08−ネズモチ平登山口ー0:22−桜曽根登山口ー1:05−カヘヨポッチー0:25−山頂ー1:00−ネズモチ平登山口 守門岳(大岳) 駐車場ー0:04−保久礼小屋ー0:33−キビタキ小屋ー1:15−大岳ー(中津又岳往復30分)−1:00−駐車場 |
【記 録】 | ヒメサユリを見に行きたい、それも週末は人の波なので、できれば平日に行きたいと思っていたがなかなか休暇が取れず、7月に入りようやく夏季休暇が取れたので、ちょっと遅いかなと思ったが出かけることにした。 今回は欲張って浅草岳と守門岳の2座を1日で登る予定である。 まず最初浅草岳に向かった。最近、林道の途中にゲートができ、今までのように終点まで車で行けなくなった。ゲートの手前には大駐車場やトイレが作られ、林道脇に列をなして駐車することもなくなったようである。 7時半に到着した時には、平日にもかかわらず既に10台ほどの車が止まっていた。身支度をして出発。舗装された車道を8分行くとネズモチ平登山口に着く。更にそこから22分車道を行くと桜曽根登山口に到着した。 以前より広くなった感じである。ブナ林のなだらかな歩き易い道がしばらく続く。左眼下には新設された大駐車場を望むことができた。この辺りは目立った花も無く展望も利かないが、次第に急な登りとなり、カヘヨポッチ手前のピークまで上がると、一気に見晴らしが良くなる。 前方に聳えるカヘヨポッチはほんのひと登りで到着し、ここは三等三角点があり展望も良い。ここまで来ればあとはもうルンルン。草原の中にはあちこちピンクのヒメサユリが咲いていて目を楽しませてくれた。 前岳は右へ鬼が面方面、左はネズモチ平方面、真っ直ぐは山頂、と十字路になっている場所だ。木道が敷かれ、保護用のロープが張られていた。 ここから先ずっと木道が山頂まで続いていた。両脇にはヒメサユリが満開になっており、運良く白花も1本見つけることができた。 また草原にはイワイチョウ、トキソウ、ツマトリソウ、ニッコウキスゲなども咲いている。小高い所にはヒメサユリが群生しており、運良くちょうど見ごろであった。山頂の先のヒメサユリもついでに見に行った。 期待していたより花が多く、写真撮影していたら時間オーバーになってしまい、急いでネズモチ平に下った。こちらのコースはものすごく急でおまけに朝方まで雨だったので道がぬかるみ苦労した。 泥んこになりながら駐車場まで戻り、今度は車で守門岳の登山口の二分へ向かう。35kmほどの距離がある。 一番手っ取り早く大岳に登れるのは保久礼小屋からである。二口の登山口を過ぎ、更に先へ進むとキャンプ場のある登山口に到着する。ここから歩いてもよいのだが、少しでも楽をするため更に終点まで行った。保久礼小屋まで200mのところまで車で乗り入れることができる。 駐車場から少し下るとブナ林の中に保久礼小屋があった。ここからキビタキ小屋まで全部階段が設置されており、登りは大変であった。キビタキ小屋の手前にはキビタキ清水があり、冷たくて美味しく乾いた喉を潤した。 キビタキ小屋から暫くルートは旧道と二重になっていた。不動平まではひたすら単調な登りが続く。花も全く無い。 不動平は名前の通りなだらかな鞍部である。ここから大岳まで岩のごつごつした急な登りで、背後からは太陽に照らされ、疲れも出て意外と長く感じられた。浅草岳はガスっていたがここに来てすっきり晴れ渡り、山頂から本峰が良く見渡せた。 とりあえず中津又岳を往復して、来た道を戻った。稜線はヒメサユリとゴゼンタチバナが満開であった。 昨年見た守門岳随一のヒメサユリの群生地は、どういう訳か刈り払われてしまっていて1本も無くなっていた。残念。 |
浅草岳 | |
駐車場 | 桜曽根登山口 |
カヘヨポッチ | 豊富な雪渓 |
山頂まで木道が敷かれた | 山頂の一等三角点 |
ヒメサユリが満開 | ニッコウキスゲ |
ゴゼンタチバナ | 白花ヒメサユリがあった |
シラネアオイ | ヒメサユリ |
ツマトリソウ | トキソウ |
オニアザミ | オオイワカガミ |
守門岳 | |
保久礼小屋 | キビタキ小屋 |
不動平 | 大岳山頂から本峰を望む |