白山公園紅葉 2020.11.12  戻る
 

 白山公園は、新潟市の市街中心部に位置し、新潟総鎮守「白山神社」に隣接し、明治5年(1872年)県令(県知事)として着任した楠本正隆によって造営が開始され、信濃川越しに弥彦山や角田山をはじめ越後の山々を望む景勝地で、明治6年(1873年)に国内最初の都市公園(25か所)の一つとして認可され、人々の憩の場として利用されてきた。
 また、明治初期に作られ、その後空間構成を大きく変えることなく現在まで維持されており、日本公園史における学術上の価値、観賞上の価値が高いことから、2018年、国の名勝に指定された。
 白山神社の赤い鳥居(一の鳥居)の次が二の鳥居、その次が三の鳥居だ。この三の鳥居の右の柱の裏に尾道石工 山城屋惣八 とあり、安政3年(1856年)北前船で新潟に運ばれてきた。また、対になった狛犬も大正6年に奉納された岡山の備前焼であり、北前船の往来が盛んだったことがうかがえる。
 明日、小学生のガイドを行うので、一応下見した。