くすり箱

いつも常備しているのは、びわ焼酎、馬油、梅肉エキスくらい。
それ以外の物は、豆腐、こんにゃく、里芋などの食品を使用するので
症状に合わせてその都度作ります。
特にしょうがは手当てはもちろん料理にも出番が多いので
切らさないようにしています

びわ焼酎

びわの葉を35度の焼酎やホワイトリカーに漬けた物です。切り傷の消毒やヤケド、湿疹、口内炎等痛みを取る万能薬です。
<作り方>
ガラスびんに、洗って水気を切ったびわの葉を細かく刻んで入れ、上から焼酎等をかぶるくらいに注ぐ。3ヵ月くらいして茶色の液が出てきたら出来上がり。葉っぱは1年位したら取り出します。


梅肉エキス


青梅の果汁を煮詰めてエキスにしたものです。丸薬になっている物もありますが、液体状の方が効果が早く出ると思います。殺菌作用もあり、腸内の有効な細菌を育て雑菌を殺すので、腸の病気には非常に効果的。常備しておくと非常に役に立ちます。
写真の製品は株~丹本舗の「古式 梅肉エキス」。

 馬油



馬の脂肪分を抽出精製した油。無味無臭です
保湿と同時に殺菌効果もあるので、虫刺されや軽い切り傷に塗ったりしても効きます。
自然のものなので口に入っても大丈夫。乳頭炎などの乳首周辺に使用しても、授乳の際、拭き取らずそのまま赤ちゃんに含ませてOKです。もちろんベビーオイルの代わりにも使えます。
写真の製品は竃@輪産業の「馬の油」。


豆腐パスター

熱取りに使います。
<作り方>
豆腐は水切りしてよくつぶし、豆腐の1割くらいのしょうがをおろして加え、つなぎに小麦粉を加えてよく混ぜる。小麦粉は水がたれないくらい適宜加える。これを2cmくらいの厚さになるように、ガーゼや綿の布に伸ばして、飛び出さないようにくるむ。

芋パスター

熱のある痛みや炎症を静めるために使います。

<作り方>
里芋は皮を厚くむいてすりおろし、芋と同量の小麦粉と芋の1割くらいのしょうがをおろしてよく混ぜる。これを1cmくらいの厚さになるように、ガーゼや綿の布に伸ばして、飛び出さないようにくるむ。
里芋でかぶれる人はじゃがいもで代用しても可。


こんにゃく湿布


体を芯から温めます。

<作り方>
板こんにゃくを2丁、30分ほど熱湯で煮てそれぞれタオル2、3枚でくるむ。お腹や足の裏などに直接当てて湿布する。


しょうが湿布


毒素や疲労素を取り除きます。
必ず空腹時に行い、また手当ての後にはお風呂に入らないことが約束です。


<作り方>水3Lに対しての分量
しょうが150gは皮ごとすりおろして布袋に入れる。大きめのなべ等に水を入れてわかし、70℃くらいになったらしょうがの入った袋を入れて汁を出して生姜湯を作る。冷めないようにとろ火で70℃を保つようにする。
厚手のタオル等を生姜湯にひたし、固く絞って湿布する。

※注意!
水からしょうがを入れたり、しょうがに熱湯を注いだりしない事。効力を失います。また沸騰させると酵素が死んで効力を失うので気をつけて下さい。