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B : 自分の好みとしては! さのう : しては! B : 薄汚くて目だけはギラギラしてて足が速くて手も早くて口も早くてこまっしゃくれててやけにあきらめてるわりに貪欲で さのう : うんうん B : それでいて どこか 現実に満足できていない 変身願望の強いロマンチスト。 エースの初めての殺人は(いきなりグロい話 さのう : は B : ひったくりがうまくいかなくってもめてるうちにうっかりしんじゃった みたいなのがいいなあ〜 さのう : うしろの B : ああ、なんか楽しくなってきた。暗い話が書きたいのか。 暗いじゃないな、グロいだな さのう : うしろの木だか石だかにあたって B : ともかくそういうエース像なので、だからこそ今のエースが映えると思っているので さのう : おい、と声かけたら、どろり、という奴かな B : あと、逆上した相手が持ってたナイフでかかってきたのをつきとばしたら自滅したとか そんな感じよ 15、6かな 小さいころは、自分の本当の髪の色も知らないような 汚い子供希望 さのう : 目だけにぶく光ってるような B : あまり群れないほうで でもうまく派閥争いには巻かれない位置で なんかちっちゃいのに変にすかれたり さのう : (笑) エースは常にこぶつき B : 泣きやまないそいつに子守歌を歌ってやったり 朝目をさましたらそいつが冷たくなってたりするんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ さのう : あらあら ぐろいなぁ B : ぐろいぜ! さのう : それ、一度っきりですか? B : 何度か歌ってやってて ちまっちゃいのが盗みが失敗して捕まって殴られたりして そいつを抱いて歌を歌って 次の日に冷たくなってたりすると 非常に絵本です。(グロい まあそこまでいくとあまりにも行き過ぎな設定なので口にこそすれかきはしませんが ■しばし脱線。ここからはエースの過去の転換期の話■ B : 転換したのは、大将と会ってから。 エースがまず大将に救われたんだよ さのう : ほう B : 嘘も裏もない男だから 秘密はあるけど。 さのう : ふむ B : エースはよりどころがない男だったんじゃないかな なにひとつ、持たない男 死んでも誰も悲しまない男 さのう : うんうん 激しく共感 B : 死ねない理由もないし、そういう意味では ポジティブながらも、惰性で生きてたんだと思う さのう : ふむ B : でも、それはそういうものだと 割り切って、いたんだろう さのう : 行き倒れの人を見るたびに、明日は我が身な気分とか でも平然と路銀や装備は奪っていく B : 明日は我が身だからこそ そうするんだよ 変な感情がわかないのは 自分もそうなるだろうし そうされるべきだとおもうから エースにとっては 死んでいる人間も、生きている人間も、 ほんのちっぽけな差でしかないのだろう さのう : うん B : つまり、殴っても文句を言わないか、どうか、くらいだ エースにとって、自分と自分以外という世界のくくりでありながら、 その世界のなかに自分が完全に同化しているのを感じている 世界すべてが自分自身であって それでいて 誰でもない さのう : うんうん B : エースの「客観視」だなぁ、ポイントは さのう : ふむ B : エースは流動的で 混沌としていて 実態がない 誰も見ないし、誰からも見えない で、なんでたいしょなの?(根本 さのう : なんでたいしょなの? 大将はどうやって出会ったの B : あったのは: エースがね まえの部隊でポカやらかしたんだ っつーか隊費つかいこみがバレたんだ さのう : うん B : それでカレリアなんて僻地にきたわけだ もちろんそれは表沙汰にはなってないんだが、 さのう : うんうん B : ちょうどそのころ 大将が 一傭兵から 隊長に格上げされて 同じ部隊だったジョーカーとクイーンがついて、それでも三人しかいないから 数あわせに エースが入る。 さのう : ふんふん B : それで ジョーカーとクイーンがいることから エースはエースと名乗ることに さのう : なるほど B : 大将はむすっとしてるし エースはへらへらしてるしで どうみてもこりゃすぐに逃げ出すだろうなー みたいに周りからはおもわれてそう さのう : なのに一体全体どうしたってんですか B : えーすは 前はちょいと調子にのりすぎちまったし 少しおとなしくしてるかな〜 みたいなかんじだったんですが さのう : ふんふん B : ふっとみたら 大将のつくえで書類がもりもりと山に で、 寝てる→ たいしょ さのう : ☆ クイーンとジョーカーは! B : さけかっくらってる ほんでなんだかんだと口だしてるうちに じゃあおまえがやれ(ほい たいしょ帰宅 さのう : 帰るんですかい! B : 残される新人 前のこときいてないんですかって 聞くと ほどほどにしろよ とか なんかわけわかんないんです あの人。黒いし。 さのう : 黒いのも関係あるのか B : あとしょっちゅう寝てるし。 腕がいいから隊長になったはずなのに、どうみてもぼーとした居眠りオヤジにしかみえないんです。 さのう : うん 他の二人も酒かっくらってばっかだし B : ぜんぜんやくにたたないし そりゃぁ ミッション中はそこそこかとも思うけど やっぱ よっぱらいと なんかよくわかんない黒い人なわけで さのう : うん B : とくにたいして なにがあったというわけではないんだけど なんだろう なんとなく ここにいてもいいんじゃないかと 思うようになった それは、その強さに憧れたからなのかもしれないし ゲドがなにも否定しなかったからかもしれない べつになにもかわらなかったのに ただなにかが 緩和されていったのかもしれない さのう : 居場所かぁ B : ある程度の年を重ねた人間が 劇的に変わるというのはなかなかないと思うのです とくに、エースはかなり さのう : うん B : できあがった人間だから 周りからみれば、 やっぱりエースは へらへらして 調子がいい 女好きで しょうもないオヤジなわけで たいしてかわったわけじゃない ただ、「なんであれでゲドのとこにいついたんだ?」とは思われるかもしれない さのう : それはやっぱ、大将の人徳ですか? B : 大将の 人類愛 さのう : 愛 たいしょは場所作らせるの、意外と得意なんだろうか。たいしょ自身は不定(だと思ってい)そうだけど B : たいしょは、興味ないように見えて、実際いろんなこと気にしてないからなんだけど、同時に許している部分も多くて かたくなな部分が固定してるからこそ、踏み込ませるわけではないけど、たいしょの周りのスペースってのが 解放されてる気もする さのう : ふんふん B : 大将自身は、相手が身構えさえしなければ、以外と塀の中には簡単に入れるんじゃないだろうか B : 大将は 家からでてこないけど B : 窓にボール投げ入れても怒らないカミナリオヤジ さのう : (笑) |
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