エークの冒険 作;ヒットマン・ブラボー |
第一回 地上さいきょうの冒けん家、エーク・ド・フォーエバーは、しのびこんだシンダルいせきのワナにはまり、すごいしれんにたたされていた。 そのしれんとは何かというと、落とし穴にはまったうえ、上から熱いお湯をかけられるというじごくのようなワナなのだ。危うし、エーク!!次号へ続く。 ほぼこの小説を集めてから今やっと第一回を見ましたがもしかして一番破壊力があるのは第一話なのかー!! フォーエバーて、エース!!(泣 でも非常に続きがきになる第一話なので、もしかしたらすごいしょうせつかもしれないのだ!つづく。 |
第二回 エークは穴から出ると、大急ぎで、じゃぐちをしめてお湯を止めたのだった。「ふぅ、ききいっぱつとはこのことだ。」安心していると、つうろの奥からすごくへんな音が聞こえてきたのだ。エークはあわててよく見ようとしたら、それは大きな丸い石が転がってくる音だ。つぶされてしまう!危うし、エーク! じゃぐちだったのかよ! と突っ込むヒマもなく、なんというか足腰がへろへろになる文章ですね。なんか、涙が。 |
第三回 大きな丸い石は、ごろごろころがりながらエークの目の前にせまってきたのだ。「うおお!」エークはよこっとびに飛んで、石をよけたのだ。「ふぅ、広い場所だから助かったぜ。もうちょっと狭い通路だったら、ぺしゃんこだった」でも、そうしたら、天井が落ちてきた!危うしエーク! よこっとびで石をかわせるような広い場所に石を転がす意味は。 |
第四回 エークめがけて天井が落ちてきたが、エークは天井を両手で支えると、気合を入れたのだ。「これでどうだぁぁ!」エークは怪力で天井をおしあげると、きちんと元にもどしたのだ。 「おれの怪力はどうだよ?」 エークはいせきのおくへ歩いていったが、そうしたらまた落とし穴に落ちた!危うしエーク! きちんと天井をもとにもどす几帳面なエーク。しかし、やつは遺跡のすべてのワナにかかる気だ。 |
第五回 エークはまた、落とし穴に落ちたのだ。「いてて、ついてないぜ」 そうしたら、また穴の上から熱湯をかけられてしまったではないか!!「あちちちち、またこのワナにはまっちまったぜドジふんだぜ!!」お湯はとても熱くて、エークの肌は真っ赤になってしまったのだ。危うし、エーク! こんなスットコドッコイな文章を書けるエースがちょっとうらやましくなってきます。はまっちまったぜドジふんだぜ!といい、肌が真っ赤に…といい… |
第六回 エークは穴からはいあがると、じゃぐちをしめてお湯を止めたのだった。「危ないところだったぜ。死ぬところだったぜ」そしたら、いきなりエークの後頭部にナイフがおしつけられた。「動かないで。動いたら頭を刺すわよ」と誰かが言ったので、エークはふてきにニヤリと笑うと、後ろをふりかえったのだ。 |
第七回 エークの後ろには美人がつったっていたのだ。「誰だお前は?誰なんだいったい?」「私はトレジャーハンターのマリーンよ。ところで私と宝探ししないかしら?」「ああ、いいぜ」とエークは言った。「それじゃあ、いっしょに行きましょう」とマリーンは言った。つづく。 出したナイフをしまう間もなく仲間に!! |
第八回 エークとマリーンは、いっしょにいせきの奥へ向かって歩いていった。そしたら、とつぜん壁からすごいいきおいで針がいっぱい出てきたのだ。くしざしにされてしまう。「危ない。針が飛び出て来たぞ!くしざしにされるぞ!」「きゃあ。エークがなんとかしなさいよ!」危うしエークとマリーン! 割と余裕たっぷりです。 |
第九回 壁から針がいっぱい飛び出してきたのだ。「こんな針はこうしてやる!!」エークは針をつかむと、怪力で元の壁に針をきちんと戻したのだ。「エーク、すごい怪力なのね。見直したわ」「ああ、怪力はおれのとくいわざだからな」安心したエークだが、そしたら突然、いせきの奥から怪物がでてきた!!続く。 天井だけではあきたらず、針もきちんと元に戻すエーク。 怪力はとくいわざ…わざ? |
第十回 いせきの奥から、すごくでかくて、すごい強そうな怪物が歩いてくるのだ。「エーク!!怪物だわ!!」マリーンはびっくりしてエークに言ったのだが、エークは怪物の前に立ちはだかったのだ。 「ひさしぶりだな、怪獣ベーカー。お前をやっつけに来たんだぜ」 怪物はエークを見下ろしたのだ。危うしエーク! ベーカーの見た目はまったくわからないのだった。 |
第十一回 「死ね!!」と怪獣ベーカーは言ってから、エークをはりたおしたのだ!「いてて!!」エークはふきとんだ。「はははは」ベーカーは大きな体をゆらして笑うのだった。「しっかりしなさいよ!」とマリーンは言った。そしたら、怪獣ベーカーはマリーンに向かってきた!!危うし、マリーン! いままでがいままでだっただけに、わりとマトモな回のような気がしますが、だまされてはいけません。 |
第十二回 怪獣ベーカーはマリーンにおそいかかったのだ。そしたら、ベーカーはマリーンの頭を鉄の腕でチョップした。「必殺、鉄チョップ!!」「あああ!!!」マリーンはぶったおれた。「マリィイィィィィイィン!」とエークはさけんだ。マリーンの頭からふんすいのように血が出た。危うし、マリーン! 危うし、っていうか噴水のように出たら死にます。 |
第十三回 鉄チョップを受けたマリーンの頭からふんすいのように血が出た。「ああ、私は死ぬのね」「死なないさ、頭がわれただけで死ぬもんか」とエークは言った。「エークを愛してたわ」「おれも愛していたぜ」そしたら、マリーンは死んだ。「マリィイィィィィィイン!」とエークは言った。続く。 いつのまに愛が!? |
第十四回 マリーンは怪物ベーカーの鉄チョップをうけて死んだ。 ベーカーは大笑いして言った。「ははは、くやしいかエーク」 「マリィィイィィイィィン!」「泣け!泣け泣けエーク!」 「くそう、ベーカー!かたきうちだ!かたきうちだぞ!!」 エークはベーカーにかかっていったのだ。つづく。 いじめっこベーカー。 |
第十五回 エークはベーカーにかかっていったのだ。ベーカーはマリーンに鉄チョップをして、疲れていたので、あわてて逃げ出した。「待てぇぇ!」エークはマリーンのかたきをうちたいから、いせきの奥のほうに逃げていくベーカーを追いかけていったのだ。あとには、マリーンの死体が残されていたのだ。続く。 マリーンの死体と共に読者も置いてけぼりです。危うし、エーク! |
第十六回 エークはベーカーをおいかけて走って行ったら、そしたら、宝ものがいっぱい置いてある部屋に来たのだ。「おおい、ベーカー、出てこないと、この部屋の宝ものはおれのものにするぞ」とエークが言ったら、「そんなことはさせないぞ」と言ってベーカーが現れたのだ。「決着をつけようぜ」とエークは言った 今気づいたんですが。エークってエースがモデルなんじゃなくてエースとデュークを足して二で割ったキャラなんでは…名前も。 |
第十七回 「おれはもう休んだから、また鉄チョップをしてやる」とベーカーは言って、そして、腕をふりあげたのだ。エークは、ゆうかんだから、「負けてたまるかぁぁ!!」と言って、ベーカーに向かってかかっていった。「ばかめぇぇ!」とベーカーは言って、恐ふの鉄チョップをエークにふりおろした!! 恐ふ? |
第十八回 恐ふの鉄チョップがエークに向かいふりおろされた。ガツンと音がして、エークの頭にチョップが当たった。「いててて!」とエークは言った。「このやろうぅぅ!!」エークはおこってベーカーの体をもちあげると壁にたたきつけたのだ。「ぎゃあああああ!!!!!」とベーカーは言って、死んだ。 エークは硬いですね。 |
第十九回 げきとうの末、ベーカーは死んだ。「終わったぜ」とエークは言って、部屋の中の宝ものを見てびっくりした。「これは、死んだ人を生き返らせる、でんせつの秘宝じゃないか。よぉし、この秘宝さえあればマリーンも生き返るぞ」とエークは言って、うれしくて、走って部屋から出ていったのだ。続く。 そろそろ感覚が麻痺して、直接的な表現が癖になってきませんか?なりませんか。ならないかなぁ。 |
最終回 マリーンの死体に向かって秘宝をさしだしたら、マリーンは生き返ったのだ。「私は生き返ったのね」とマリーンは言って、エークは「マリーンが生き返ったから、おれはうれしいよ」と言った。「まぁ、エークったらきざなセリフね」とマリーンは言ったら、いせきがくずれてきて、二人で逃げたのだ。(了) 次回作でエークの冒険を脚本としてぜひ出していただきたい。 |
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