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ハルモニア神聖国南部地方辺境警備隊第十二小隊について

大将//エース//ジジイ//クイーン//ジャック//アイラ


■大将

最近とみに大将が可愛くてやってられなくなってまいりました。
あのぼーっと前方に向けられた黒目が左右に移動するたびに心が揺れるくらいです。
自分大将のことなんだと思ってるんでしょうか。珍獣?

しかしゲドの魅力とは何でしょう。特に、小隊の皆さんがゲドにくっついていく理由とは?
渋い、かっこいい、強い、エロくさ・・いや、なんだか違うような。
傭兵という職業上、戦いの中で培われた信頼関係が一番大きいのかもしれませんが。

…やっぱり基本的に動かないのがたまに動くから面白いんだろうか。マリモですか大将は。
一日に十五センチくらいしか動かない気もします。

まったく大将のやる気のなさったら、肯定するのはもとより否定するのもめんどうなので、とりあえず舞台にはあがるが何もしゃべらない、でもバンザイはするよ くらい微妙で絶妙です。
でも戦いともなればちゃんと動く。むしろ戦いの時だけ元気?

おそらくは必要だと思うことはするが、そう思わないとやらない人なんでしょう。会話もひととおりオチがつくまで(おおむねエースがオチをつけるまで)見学してから、どうしようもなくなるとやっと口を開きますし。誰も「もっと早く言えよ!」とつっこまないのは大将だからでしょうか。ツッコミをよせつけない最強のボケ。
いや、つっこまれない分最悪のボケなのかもしれない。


■ エース

なんだかんだいって、最愛であることに気づきました。今更。
理由としてはエークの冒険がデカイです。あれは反則だ…
ヘタレでヘッポコでスットコドッコイでなにをやらせても半端で世間渡りが下手で、バカにも徹せないがもちろん利口にもなれない。
なににつけてもタイミングが悪くやることなすことだいたい裏目。得意でもないのになぜか雑務をまかされる、貧乏くじを引くために生まれた男。。
ロマンチストでそれでいて現実主義者、そのわりにはどちらにも極端になることができないし、人情に厚いわけでもなければ冷酷にもなれない。

女にだらしなく見た目がいいとホイホイついていくタイプ、しかも節操なし、かといってモテるわけでもなく良くて面白い人止まり、基本的には平手打ちを食らうパターンがお決まり。


なんだろう、エースの魅力というのは。ここまで言っておいて良いところを上げることが…

うーん、多分、エースの魅力はそんな人間臭い所。
ダメなところばかりだけど、それでも彼は非常にポジティブでいつでも前を向いている。最後の戦いの時も、死ぬかもな、とは思っていても、生きて帰ったあとのことを考えている。

なんだかリアリティがある人ですね。エースは。
そこらへんにいそうな。

彼は傭兵やめた後は作家になってそうですねぇ…次回作があればふるいほんにはエース著があってほしいものです。

■ジジイ

第一印象はどうでもよかったんですが…エースと戯れているところとかボケツッコミしてるところとか、自分としては人とは一歩置いた関係を築きたいのにどうしても地のおせっかいさがでてしまうところが可愛い人です。
エースと意外と似たもの同士なのでは…?

外伝やってそれは確信へと。おせっかいで照れ屋などと!!
ワン可愛いよ…(うなだれ

あとは竜巻攻撃で回っちゃってるジジイもラブリーです。
そういや傭兵攻撃(戦隊攻撃)考えたのって絶対エースのような気が。大将のやる気次第で威力がアップ。

ケンカ友達のわりにはいざというときにエースと呼吸がぴったりなのもなんだか相方っぽくていいですねぇ。
アイラ助けるときとか、ルビーク脱出の時とか。
本当にいざというときだけですが。

ケンカ友達といえば、私はこの二人の場合ジョーカーからつっかけることが多いのかと思ってたんですが意外とエースからしかけることも多く…年の割には低レベ…いや、年の差を感じさせないコンビですね。対等に低レベ…いやいや。

しかしもともとボケ×ツッコミに弱い自分としてはエースとジョーカーはおいしいんですがこれでやるにはいろいろと課題が…
とりあえずはまだコンビで進めておこう…ああ、ワンだったら…


■クイーン

エセベジタリアンにて酒豪、皮肉屋、しかしエース以外には優しい。アイラが割りと前に前に出て行くタイプなのに対して、一歩引いた場所から物事を見たり、人に接したりするタイプ。気の強さや言動の厳しさにまぎれるもののどこか気品というか育ちのよさをにじませる…気がする。

ジョーカーと飲んでることがよくあるみたいですがこの二人何話してるんでしょうか。エースの悪口とか言ってそうですが。
クイーンはアイラとのコンビが地味にお気に入りです。アイラもなんとなく懐いてるというかなじんでますし。しかしやることといえばやっぱりエースの悪口だったりするわけで。話題がないときは便利な男ですねエース。

エースに比べてクイーンは真に補佐役に徹する人ですね。何も言う必要もなく全てを信用していると。エースはなに考えてるのかとずかずか踏み込んできてしまうがクイーンは戸を叩くだけ。
ジョーカーは窓を覗くのみ、くらいだろうか…

しかしやはりどうしてもエースとクイーンのあの夫婦漫才っぷりが!気になります。ダメ亭主と敏腕女将、もしくは主夫とキャリアウーマン。もしくはおかあさん(エース)とおとうさん(クイーン)。毎朝ゴミだしにいかされるエースサラリーマンもイイナァ。


■ジャック

天然に近い変わり者で微妙なズレッぷりが粋な青年。
しかし意外としたたかで抜け目なく、好戦的な一面があるような。
第一印象…第一印象は…
ゲド編初期は本当に大将しか眼中になかったので思い出せない…ああ、やっぱりリザードクランで陰から構えてたらしいっぽい場面で、この人結構抜け目ないなと思ったような。

大将を信頼していて、エースに懐いてて、クイーンとジョーカーは微妙に苦手そうなイメージ。なんかやっぱりエース→おかあさん、ゲド→お父さんな認識のような…朝とか靴下がなかったりしたらきっとエースに「靴下がない…」とか言って「また無くしたのかよ、脱いだら洗濯籠にいれとけってあれほど云々」でそこに大将が「…俺の眼帯を知らんか」「ああもうあんたらは〜」という十二小隊朝の風景。ってここジャックのスペースだったはずが。

アイラとのコンビだと天然ボケーズと化していていい感じです。
んなこと言うとエースとでも大将とでも天然ボケーズになってるような…すさまじい…すさまじいボケだ…

あ、自分としてはボケ→攻めなので彼は攻めに見えますが…
しかし恋愛については不器用なだけに意外と直接的で衝動的な行動にでやすそうな気がします。デンジャー。口説くくらいなら身体で…いや、せめて直接的な告白くらいにとどめておこう、なんか一番ヤバイ気がしてきた…

■アイラ


アイラは最初は興味なかったんですが、カレリアでぶーたれてるアイラが可愛くてなんとも。天然ボケというか世間知らず的ボケ?も可愛いんですが、エンディングでエースの足を踏みまくりのところ等子供っぽい感情の高まりがいちいち魅力的。

おなじ感情の高ぶりでも憎しみや敵意を燃やしているときはまあまてどうどうおちつけじゃじゃ馬と思うのですが。

常に死と隣り合わせであり、だからこそ半ば享楽的に、普通の価値観を失っていく傭兵部隊の中で、唯一自分の価値観を持ってその正しさを信じていく、不器用で繊細な、純然たる戦士。




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