12月16日午後・・・快晴強風Big Chiefが流れる中、ギターケースを取り出しレスポールカスタムをチェックする、はじめてこのギターを手にしたのが約14年前、当時は自分のものではなかったので、隠れて触るしかなかった...そしてふと考えてみると、このギターを自分で演奏していたのが7年前、随分時間だ経った。明日から始まる大阪、神戸のライブ、チルヘイズを初めてかれこれ2年半、今までにないぐらいの気持ちの躍動を感じながら「ベストを尽くそう」このライブツアーが何かとても素敵な事を与えてくれる、なにかそんな予感を感じながらギターケースを閉じた。
21:30 PM・・・私は車を待っていた。今夜は大阪まで2台の車で行く事になっている。松川氏の機材も含め、2人分のギター関係の機材を、キーボード小牧が取りに来てくれる事になっていた。首都高が苦手な彼女が、ここまで1人で来てくれるのだ(感謝)そして電話が鳴り出す「インターまで来れたんだけどさぁ、逆側にでちゃったみたい」おっ!意外、そこまで来れたのかっ!これがどれほどの以外さなのかは、伝わりにくいだろう、メンバーなら納得してくれるはずだ。うん、滑り出しはよさそうだ。機材を積み込み、ちょっと一息着こうと家に入るや否や、立派な茶器セットが用意された。私の妻は中国茶に凝っており、せっかくだからと、お茶を入れてくれた。「すご〜い甘い」うん、うまいんだよ、これ。出発前に中国茶で一息(感謝)。さぁいくか!
23:30 PM・・・東京都内「プルル...プルル...」「電話でないねぇ?まだ帰ってないかな?」我々はベース&バンマスの神谷を待っていた。なんか今晩セッションに行くって言ってたし、まだ帰ってないんかな?...運転席からミラーを右に覗いてみる「!?」あれそうでしょ?「おまたせぇ〜」待ち合わせ時間ちょうどに神谷はやって来た。うん時間通り、そういう奴なのだ。1台の車に荷物を出来るだけ詰め込み、もう1台に人が乗れるスペースを作る。これからまだ2人をピックアップしなければならないのだ。チルヘイズには機材車がない。我々はワゴン車2台で今回の移動をする事になっていたので、できるだけコンパクトに荷物を詰め込まなければならなかった。「プルル...プルル...」着きましたぁ...ドラムの安部ちゃんからの電話。彼は今回埼玉から電車で来るため、新宿駅で待ち合わせる事になっていた。「もうすぐ行けるから、待ってて〜」よしよし、全て時間通り。
0:00 AM・・・新宿駅西口ターミナル「お〜っす」カートにスネアなどの機材を載せて、安部ちゃんは現われた。とりあえずは東名乗っちゃおうか、どっかで待ち合わせよう!「じゃ厚木のパーキングで」「了解!」神谷と安部ちゃん、小牧と私と2台に分かれて出発した。神谷はセッションでビールを1本飲んで来てしまっていた。まぁね、プレイする時にノンアルコールじゃねぇ。.....車内.....ネヴィルブラザーズのRiver of Life(ライブヴァージョン)しっかり復習しとかなきゃね、と小牧。「へぇ〜こうやったんか」私は初めてこの音源を聞いた事に気付いた。この曲はボーカル播東さんに色々と解釈の仕方を教えてもらった曲の1つ、今まで自分が聞いていたのは、スタジオレコーディングヴァージョン(Brothers Keeperより)だった。なるほど、「俺は今これを聞けてよかったな」私は言った。今まで知らなかった、この解釈。自分の頭の中だけで作っていたけど、始めからこれを聞いてたら、あのプレイは出てこなかったかも。「へぇ〜そうなの?」小牧. . .興味ないでしょ(笑)さぁ行きましょ行きましょ。
厚木インター近辺・・・「あれっ?厚木にSAなんかあったっけ?」海老名サービスエリアを超えた辺りで、私はつい声に出した。・・・過去何度か神谷と東名を走った事がある、たしかいつも海老名で止まっていたような気がした。「小牧ちゃん、神谷に電話して!」やっぱり. . .「厚木っていったら海老名でしょう」(神谷)やっぱり. . .ほらやっぱり. . .神谷君、海老名すきでしょ。しょうがないから先進んでるわ、アキラを拾う辺り. . .日本平SAで待ってる。了解。サッスクのアキラは静岡在住。以前2nd Album「Gator Gator Party」のStill Lifeをレコーディングする際、私と神谷でアキラの所まで録りに行った。東京から約2時間半。「アキラこの距離を通ってるんよ、小牧ちゃん」「すごいよねぇ〜」いやスゴイよ.....Yellow Moon ライブバージョンが流れていた。勝手にアキラが演奏している所をイメージしていた自分、うん絶対いいライブになる。なぜかそんな予感がしていた。
こんな様子で東名高速を移動していたチルヘイズ。朝方には大阪に入って、早く寝ないとな。15時頃中津Vi-Codeに入る予定だったため、それまでに仮眠したかった。初日ライブ、久々の大阪。播東さんと、ギター松川さんはいない。5ピースでのインストナンバーオンリーでのライブ、これも久しぶりの状況だ。どれぐらい人が集まってくれるのか. . .様々な不安と、期待感に胸を膨らませながら車を走らせる。アーロン・ネヴィルのソロアルバムから、ルイジアナが流れてくる. . .「う〜ん、このアルバム高速に合うね。ニューオリンズで走ってる感覚に陥るよねぇ」(小牧)いい事言うじゃない!たまには(笑)
