千葉県保育問題協議会のご案内
だれもが安心して子どもを生み、育て、働きつづけられるように、すべての子どもがすこやかに育つように、保育者がいきいきと働き豊かな保育をすすめることができるようにという願いのもとに、千葉県保育問題協議会(略称:県保問協)は1971年5月に結成されました。
この会は、千葉県で唯一の保育運動の連絡組織として県内各地の運動や実践の交流を軸に、子育ての運動の和をひろげる役割を果たしてきました。
・保育園父母会・民間保育園
・無認可保育施設
・保育園の保育者
・幼児教室の保育者や父母
・学童保育所の指導員や父母
などの団体会員や個人会員から構成されている協議体です。
加盟団体は常任委員を派遣し、会員が主体になって運営をしています。
船橋市本町にある保育センターを事務所にして、専従職員を置き、1か月に1回の常任委員会、2か月に1回の運営委員会を開いて、みんなで協議し、進めています。
千葉県保育問題協議会は、全国保育団体連絡会に加盟しており、厚生労働省の動きや国の動向についての情報をいち早く入手し、国レベルの保育制度をよくするために、全国の保育運動に合流して、その一翼を担っています。
また、千葉県に対して、担当課と懇談を実施したり、要望書を出したり、県議会に請願を出したりしています。さらに、行政の方々に私たちの要望・地域の保育の課題を理解していただくために、千葉県下の各自治体の担当課を訪問して懇談を行い、 要請をするなどの働きかけも行っています。
《 県保問協の1年―最近のおもな活動の紹介 》
5月 総会
1年間の活動をふりかえって、反省したり、団体の交流をしたり、今後の活動について意見を出し合ったりします。
5〜6月 県担当課との顔合わせ
県児童家庭課より、保育・学童保育関連の予算説明を聞きます。
6〜7月 ちば保育のつどい
県内各地をまわって、開催するつどいです。例年600人規模です。
会員どうしの交流をし、情勢を学び、子育て・保育について県内の交流をしあいます。このつどいは、県保問協がよびかけ、30年間続いています。
8月 全国保育団体合同研究会(合研)への参加
全国の研究者や保育関係者の集まる1万人規模の集会です。レポート・司会・世話人などに協力します。保育者や父母などの参加を組織します。
9月 県への予算要望書の提出
加盟団体の要望をまとめて、知事あてに予算要望書を出します。
全国保育署名スタート
全国保育団体連絡会の署名にとりくんでいます。国会要請行動にも参加しています。
10月 『千葉の保育運動資料集』を発行
県内80市町村の保育園・学童保育・幼児教室などの実態、保育料、補助金など自治体への調査をまとめています。
10月1日保育センター設立を記念して、昨年はこの時期に保育センターまつりを行いました。
11月 子育てキャラバン実施
県内80市町村すべての自治体を訪問し、保育・学童保育の担当課に懇談・要請します。国への意見書を出してもらうように各自治体の議会に陳情を提出します。
11月〜12月 県担当課との懇談
勤務時間外に保育センターに出向いてもらって、懇談をします。懇談の内容は9月に提出した要望書に関連したものです。
2月 全国保育署名提出
各団体でとりくんだ署名をまとめて提出します。
3月 ちば保育センターチャリティコンサート
子育て・保育運動の砦である千葉保育センターを維持・発展させるために、毎年3月に保育センターチャリティコンサートを実施しています。この収益は、保育センター建設資金の返済に充てています。なお、保育センターチャリティコンサートは、柏や船橋など、各地域のとりくみとしても行われてきました。
《 県保問協のおもな日常活動 》
各地・各団体の交流・情報交換
・国の動き、全国各地の動きを情報提供します。
・機関誌『ちばの保育運動』発行(年6回)します。
・運営委員会(奇数月の第2日曜日の午後開催)では、各地・各団体の情報交換や交流をします。保育士や父母という立場を超えて、また、公立・私立・認可保育園や無認可保育施設、学童保育や幼児教室などの分野を超えて交流します。
・幼児教室部会・父母会部会で分野ごとに交流もしています。
機関誌『ちいさいなかま』の普及
全国保育合研から生まれたのが、雑誌『ちいさいなかま』です。父母と保育者を結ぶこの『ちいさいなかま』は、保育運動の活動資金も生みだしており、県保問協はその普及に力を入れています。
厚生労働省へパブリックコメント提出
国の保育政策について、意見の募集があると、県保問協としての見解を送っています。
紹介:《 保育センターの事業 》
保育センターは、県保問協が事務所を置いているところです。ここに、県学童保育連絡協議会会とも協力して、専従職員を配置して運動を推進しています。保育センター独自にも活動をしています。
研修事業
保育・子育てに役立つ研修を企画し、実施しています。
相談事業
日常的に保育・子育てに関する相談を受けつけています。
●入会案内―個人会員のおさそい−
子どもたちのすこやかな育ちを保障するために、保育の明日をきりひらくために、父母や保育者が手をつなぎ、家庭から、地域から、子育てを結ぶ知恵の輪を無数にひろげていきましょう。
あなたも、ぜひ、個人会員になってください。個人会費は、年間5000円です。
お申し込みは、千葉県保育問題協議会(電話 047−424−8102)まで。
個人会員の方には
・県保問協の機関誌『ちばの保育運動』を年間6回お届けします。
・保育学校や学習会の案内、保育の情報などをお送りします。
・保育センター主催の保育学校の割引特典があります。
・書籍の割引特典があります。
戻る