●●●ワイパー・ウォッシャー●●●
●ワイパーブレード●
VIVIOのワイパーブレードは前が運転席側48cm&助手席38cm、リアが33cm
NWB・日本ワイパーブレード社製で性能的にはかなり優れているのですが、
ガラスへの圧力が高いので、ガラスコーティング剤を塗布した際にビビリる経験
をされた方も多いのではと思います。そこで、もう少し優しく、しかし効果的に
拭き取ってくれるワイパーは無いかと探した結果、私はBOSCH製を愛用しています。
これは、ブレードラバーに化学合成ゴムを利用した物で、天然ゴムを採用した
従来品と比べると確かに劣化速度がかなり改善されている様です。BOSCHのも
以前は天然ゴム製で、最初は良くても1月2月と経つと徐々に拭き残しが
気になり始めたのですが合成ゴム製になってからは殆ど問題無くなりました。
私は神経質なので以前は半年に1度はブレードを差し替えていたのですが、
今は1年に1度の交換でも十分な拭き取り性能が維持できる感じです。
端的に前ほどあちこち乗り回さなくなったからかも知れませんけど(^^;。
ボッシュを選択している理由は耐久性の他にもあり、現用の撥水コート剤
(DRYWASH POLYGUIRD3)と併用しても全くビビリが発生しない点、
それと、エアロフィンが付いていてかっこいい点でしょうか(笑)
ちなみにフィンも大きいのと小さいのと形状が2種類あります。
これの空力的効果は微妙ですが(笑) 作動中、邪魔になるかと思いきや、
意外とそうでもないと感じてます。ワイパーが浮き上がりにくくなり、
雨天&高速走行時の使用では多少の効果があるかも知れません。
過去に使ったワイパーで泣けたのが、某PI○A製品。これは
撥水コートしていてもワイパーがビビらないのは良いのですが、
その分拭き取り圧が異様に低く、最初から拭きスジが出るような状態。
一月も使わずに耐えられなくなってBOSCHに戻した経験があります。
●シリコン撥水ワイパー●
これは使ったこと無いです。シリコン系の撥水剤をブレードに含有していて、
拭き取る毎にコーティングもしてくれる優れもの?です。また、シリコン系の
撥水剤と併用する場合はビビりが出ないらしいですね。しかし、構造上
ワイパー可動面だけ撥水効果が維持されるってのもアレな感じですが(^^)ゝ。
色がカラフルな換えブレードが売られていて、ちょっとファッション的には
食指がそそられます。ボッシュのワイパーにも取り付けできるのかしら?
●ワイパーのメンテナンス●
基本的に最低でも1年に1回、またワイパーの銘柄や使用状況によって
劣化速度は異なりますので、必要に応じて半年程度でブレードを入れ替える方が
良い場合もあるでしょう。ちなみにワイパー本体のスプリング圧力等も劣化しますので、
ブレードの差し替えは2.3回程度迄に留め、それ以上はワイパー本体を含めて丸ごと
交換する方が理想的です。その方が簡単なのでそれしかしない場合も多そうですが。
本来ワイパーは安全を守るための物。初期性能を維持していて当然であり、
拭き残しが出るのは既に問題のある状態と思っています。1年間連続使用と
なると流石に多少の拭き残しは避けられませんが、気になるレベルの
拭き残しが出るようならもはや限界、即刻新品と交換すべきです。
ワイパーのメンテにも一工夫をしましょう。初期状態を出来るだけ長く
維持するためには、常にガラスとワイパーを綺麗にしておくことが大切。
走行前には毎回ウィンドウを乾拭きして砂が噛まないようにし、時々
ブレード自体の汚れも濡れティッシュ等で綺麗にしてあげる配慮が必要です。
洗車時などは忘れずにワイパーブレードの掃除もしましょう。た炎天下や
氷点下にそのまま放置すると癒着の原因になりブレードを早く傷める事に。
そんな時はワイパーを事前に立てるなどして破損を未然に防ぎましょう。
●ワイパーのビビリ止めコート●
フッ素やシリコン系の撥水コーティング剤をしっかり塗布したウィンドウで
ワイパーを作動させた場合、どうしてもビビリが発生してしまう場合があります。
ビビリは異音を伴い大変不快ですし、運転の集中力を妨げることにも
繋がります。また、放置するとワイパーモーターに負担をかけて、故障や
寿命を縮める原因にもなりかねません。そんな時のお役立ちグッズかこれ。
ソフト99の"Blade Reviver"ワイパービビリ止め(フッ素系)や、
(ルート産業?)のモリワイパー(モリブデン系のブレード潤滑剤)等、ブレードゴムに
塗布することで簡単にビビリを止めることが出来る液体系のコート剤があります。
私は以前からソフト99のビビリ止めを愛用していますが、簡単な作業で
長期間に渡りビビリ止め効果が期待でき、撥水コートを使用している場合には
欠かすことの出来ないお役立ちグッズです。しかし、これを使用した場合でも、
撥水コート剤が余りに強力だったり、また塗り込み時の作業が適当で、
平滑性が不十分だったりすると、ビビリを軽減できても完全に抑えることが
出来ない場合もあります。その場合はガラスコーティング剤や作業法を見直して、
ガラス側の剥がし&再施行をした方が良いと思います。また、全くビビリの
発生していないウィンドウとワイパーに使用した場合、塗り方によっては逆に
折り返し点での異音発生の原因になりますので塗り込み時は丁寧に作業しましょう。
事前にブレードゴムの汚れはすっかり落とし、塗り込みも過度にならないよう
均一に塗布し、ワイパーを立ててきちんと乾燥させてから戻すことが大切です。
またビビリの発生していない場合にまで敢えて使うのは避けるべきです。
●間欠ワイパー●
VIVIO、PLEO等スバル車のオプション設定にある間欠ワイパーユニット。
これは一度使ってしまうと後戻りは出来ません。もの凄く便利です。
撥水コーティングを施行したガラスの場合、水弾きが良い為に無施行の
ガラスと比べてワイパーの作動間隔を広げたくなりませんか?また、雨量は
一定ではありませんから、実際の走行時に程良いと感じられるワイパーの
動作間隔はその雨量や車速に応じてまちまちです。しかし、標準のワイパーの場合、
SLOW NOMAL FASTと三段階の設定しかなく、設定の大雑把さに
歯がゆい思いを抱くことになります (単に私が神経質なだけですが(死))
また、撥水コート剤を塗布したガラスでの過剰な動作はビビリの発生にも
繋がりますし、ブレードの寿命面でも作動が少ないに越したことはありません。
そんな時、間欠ワイパーユニットを取り付けると、ボリュームの操作一つで
丁度NOMALの間隔迄の間に数段階の細かな動作をしてくれるようになります。
ボリューム一杯で通常動作、最小の間隔にすると、丁度、降り始め程度の
小雨での信号停止時に程良い位の、かなり間隔の広い動作となります。
とにかく無闇にワイパーが動作するのを訝しく感じる方は、使ってみて
損はないと思います。価格も4000円(通常時)と、そんなには高くありません。
工賃は2000円ですが、取り付けを自分でする手もありますし。
【間欠ワイパー取り付け方法】
工事中
●ウインドウォッシャー液●
みなさんウィンドウォッシャー液にはどんな物を使われていらっしゃいますか?
寒冷地の方は凍結防止のためにそれなりの製品を使われているのでしょうね。
しかし、私の住む地域は殆ど雪も降らない凍結もしない場所のため、凍結防止
目的でウォッシャー液を入れる必要はありません。それより、ウォッシャー液を
使うことボンネットに薬液染みが出来る方が耐えられないのです。私は
ウォッシャーを普段やたら使うので(爆)これは結構切実な問題。そこで
ウォッシャータンクには昔から水しか入れないようになりました。
水で汚れは落ちるの?と思われるかも知れませんがこれは全く問題無しです。
埃が多い場合は専用液より多めに噴射するのですが、幾ら使っても
タダですし、直ぐに乾いてその後もボディに染みなどは一切残りません。
またガラスのワイパー拭き取り部以外の部分に液剤の染みが
残らないのも良いところ。水に慣れてしまうと世の中なんでウォッシャー
液なる物がこれ程(寒冷地でもないのに)売られているのか不思議になります。
また、ウォッシャー液はタンク内のカビ防止効果がある等とまことしやかに
言われたりしますが、これは全く期待できません。(AM誌に実験レポ有り)
水だろうが薬剤だろうが使わずに野外で長期放置したら腐ります。
逆に普段から車を走らせてウォッシャー液をそれなりに使っていれば、
水であれ洗剤であれ、使っていてカビが生えることはまず無いと思います。
●ウォッシャーノズルの水漏れトラブル●
VIVIOの構造欠陥(死)の一つに、個体差でウォッシャーノズルから
液漏れを起こす問題があります。NAのmille-feuile号では購入当初から
片側のノズルから常にウォッシャー液が垂れてくる状態で、ボンネットの上には
いつも流れ染みの跡が付いていました。これは個体差からくる問題との事で
その時ディーラーでは直して貰えませんでした。今考えると滝汗です。
多分ノズル自体の個体差、製造精度から来る問題ではと思うのですが、
もしこの様な症状が見られる場合は、ディーラーで該当のノズルを
新品交換して貰った方が良いです。交換品まで死んでる確率もありますけど。
ちなみにS/C車のmadeleine号ではこの問題は全く発生しません。
やっぱりこの部分のパーツの個体差だと思うんですよね。ノズルなんて決して
高い物ではありませんから、気になる場合は保証クレームor自費で直してしまいましょう。
そのまま放っておくと、ボンネットに染みが残って取れなくなってしまいますので。
或いはこの際社外品の拡散ノズル等と差し替えてしまうのも手ですね。
これに関してはドレスアップのページで。
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