★★★毎日の日常点検★★★


みなさん、日常点検はちゃーんとされてますか〜?昔、教習所で、走る前にボンネットを開けて、色々チェックする様
に教わりましたよね。一応、法的義務だったかな?(うろ覚え) けれど、これやってる人は実際には余り見掛けませ
んね〜(汗)。実のところ私も真面目にやってません・・・(爆) 免許取って直ぐはちゃんと毎日してたんですけど。VIVIO
も含め、最近の車は滅多に壊れませんので、日常点検の必要性は低くなっているとは思いますが、いざという時のト
ラブルを早期発見する為には、普段から最低限の癖をつけておく方が良いと思います。特に長距離を走る前くらいは
気を入れて点検したいものです。自戒の意味を込めてこのページに一通り書いてみることにします。


@ボディと足回り、下回りの確認

まず最初、愛車の所まで来ましたら、タイヤに傷が入ったり、溝に石が挟まったりしていないか、タイヤやホイール内
に異物が絡んでいないか、石が挟まっていないか、ボディやドアに擦り、凹み傷がないか等を、おおまかに目視で確
認します。子供が悪戯をしてタイヤの下にオモチャを入れていたり、猫が昼寝をしている可能性もあります。また、万
が一、隣の車にドアをぶつけられたり、鳥に、何か?を落とし物された時の為にも、ボディ周りの確認は、何処にいる
ときでも怠らないようにしたいものです。


Aガラスのクリーニング

車に乗る前には毎回必ず、少なくともフロントガラスを奇麗にする習慣を身に付けましょう。冬場はアイドリングの間に
ウィンドウをさっさと磨いてしまいます。これだけで、走行中の視認性、気分の爽やかさが全然違います。また、普段
から奇麗にしておけば、天候の悪いときでもガラスがぎらつかず、雨でも夜でも安全・快適です。愛車への愛情が端
的に一番良く現れるのが、日常的なウィンドウガラスの奇麗さではと感じています。また、ウィンドウを常に奇麗にす
る習慣を身に付けると、ワイパーラバーの持ちも断然違ってきます。

私は100円ショップの(カー用品店のより安い!)ガラス用使い捨てウェットティッシュを常備して使っています。いくつ
か商品があるのですが、車用よりは家庭用のものの方が生地が丈夫でお薦めです。アルコールが含まれています
ので汚れが酷いとき等は効果的。これで拭いてから、適宜ティッシュペーパーで乾拭き仕上げをします。実のところ
ウェットティッシュタイプは、空拭き仕上げをしないと微かに拭き筋が残って完璧に奇麗にはならないんです。あと、こ
の手のクリーナーは撥水コートにダメージを与えますので、コート剤にこだわっている人の場合は仕様を控えた方が
良いかもです。私の場合、コート剤によるワイパーのビビリを避けるため、ウィンドウクリーナー兼用の、比較的持続効
果の弱いシリコンタイプの撥水コート剤と、ウェットティッシュの交互使用で、コート剤自体があまり強く効かないように
調節していたりします。

普段、ウィンドウがそこそこ奇麗であれば、空雑巾かティッシュで乾拭きのみでも十分です。ただ、汚れた雑巾をトラ
ンクに入れると臭いの元になりますので、雑巾の場合は車庫に雑巾入れを作っておきましょう。私は共同駐車場です
ので、物置スペースが無く、いつもはティッシュで済ませています。軍手もあると手が汚れません。他に羽バタキもけ
っこう使えます。ただし、羽バタキはボディに使うと砂で傷つくので要注意です。

Bライトの点灯

ヘッドライトと前後ハザード、ブレーキランプが正常に動作するか、普段から(特に夜は)確認するようにしましょう。ま
た、万が一切れた場合、そのまま走るのはかなりみっともないですし、交通法にも反しますので、自分でも交換でき
る人は普段からトランクにスペアを用意しておくのが良いでしょう。特に社外品の高輝度バルブは寿命が大変短いこ
とが多く、それらを使っている場合は、何かしらの予備を載せて置いた方がいざという時助かります。Bistroはヘッドラ
イトの交換自体が大変でやってられないという問題もあるんですけど・・・(死)。

Cタイヤの空気圧

最低でも普段は月に一度、高速&遠出をする場合は事前に必ず空気圧を測ります。空気圧計は高い物ではありま
せんから用品店で買って、コンソールボックスに入れておきます。スタンドの空気入れのメーターは誤差が大きく信用
できません。また、人任せにするとけっこう前後左右のばらつきが出たりしますので、直進性等を気にされる場合は、
必ず自分で調節しましょう。ちなみにBistroは前後圧2.0sが標準ですが、減ることも加味して、1〜2割多めに入れ
ておくのが良いと思います。私の場合、初期値でF.2.4、R2.2位に合わせています。

Dエンジンルームの確認

VIVIOってボンネットのヒンジの作りが弱く、頻繁に開け閉めしていると、徐々にヒンジ部分が浮いてくるのですよね
ー。隙間が広がりみっとも無いのです。だから、開け閉めはできるだけ避けたいし、閉めるときも優しく・・・としたい所
ですが、けっこう勢いを付けないと閉まりません(^^;。普段からせめてLLCやパワステフルード等が漏れ出していない
か、開けずとも下回りを目視で確認する癖はつけましょう。ま、週に一度か月に一度(汗)、軍手を用意してボンネットを
開けて点検するのは大切です。ショップで開けるときなどにも便乗して、中をしっかり確認しましょう。正しく作業して
貰えたか、直後に作業の確認をするのはトラブル防止の基本です。ボンネットを開けたときは、オイルの量と汚れ・ウ
ォッシャー液・ベルトの張り具合・ブレーキフルードの色、LLCのリザーバータンク、パワステフルード・エアクリーナー
等を確認します。そして、無くなりやすいウォッシャー液(ワタクシは水のみ)をついでに足してしまいましょう。

Eエンジンスタート&アイドリング

エンジンをかけるときの順番、スタイルは個人個人で様々だと思いますが、ここでは運転に向けて神経を集中する習
慣を身に付けると良いと思います。特に、エンジンやその他、車から伝わる音と震動を感じるのに一番良いのは始動
時です。シートに座ったら、まず体を十分にシートに馴染ませ、シートや座り加減を調節し、ブレーキに足を置き、シー
トベルトを閉め、ステアリングを握ります。そしてメーターを目視しながら、イグニッションを回します。ポイントは、全て
の作業を一通り終えてから、キーを回す動作に集中して最後にエンジンをかけること。そうする事で、その後に伝わる
エンジンルーム、排気系、燃料系、室内の共振などの震動と音全てが自分に流れ込んでくるからです。この音と震
動を毎回体で覚える癖を身につけることで、自分の愛車のコンディションの微妙な変化を把握する力がぐっと高まりま
す。その後、アイドリングとなりますが、各種潤滑系統が十分に行き渡るのに一分も掛かりませんから、冬季の凍結
地域を別にすれば、長時間のアイドリングは必要ないと思います。環境にもご近所にも良くないですし。ただ、油温と
水温計の針が規定値まで上がるまでは、あまり無理をせず穏やかに走るのは基本です。


普段から点検の癖を身につけることで、愛車のコンディション変化の把握力、
そして車への愛情そのものがまるっきり変わると思います。だからこそ、
車へのモチベーションを高く保つためにも、点検は怠らないようにしたいですね(^^)。